文化講座
"数字カード"で楽しむ20の学習体操 -6-
----- まるごとたし算 -----
一度に4枚のカードが呈示されると、パニック状態になりそうです。でも、冷静沈着に挑戦しましょう。
- 用意するもの
- ・呈示用として、「1」~「31」までの数字カード(20×20cmの大きさが適当)を2組
・紙とえんぴつを人数分 ■カードの作り方は「第180回 2021年12月号 "数字カード"で楽しむ20の学習体操 -1-」を参照
遊び方
- 参加者の中から数字カードの呈示役になる2人を決めて、その2人がそれぞれ1組のカードを手元に置きます。
- 2人がそれぞれ自分のカードの中から2枚を選び、右手と左手に1枚ずつ持って、同時にそれらのカードを全員に呈示します。
- 2人は頃合いを見て、カードを伏せます。
- 参加者は呈示された4つの数を暗算で足して、合計を紙に書き、先生の言う正解を確認します。
★暗算で正しい答えを出せるかな?
【もうひと工夫】
先生はカードを呈示する2人に、例えば「2枚のうち1枚は1桁の数字を出すように」と指示しておいてもよいでしょう。
----- 次々たし算 -----
数字がどんどん変わっていくので、よそごとを考えていると大変。
集中力、計算力が養われます。
- 用意するもの
- ・呈示用として、「1」~「31」までの数字カード(20×20cmの大きさが適当)を1組
・紙とえんぴつを人数分 ■カードの作り方は「第180回 2021年12月号 "数字カード"で楽しむ20の学習体操 -1-」を参照
遊び方
- 先生は手持ちのカードから1枚を取り出して、呈示したらしまいます。
- 2枚目のカードを呈示したら、しまって、次は3枚目、というように、5~6枚呈示します。
- 暗算で呈示されたすべての数字のたし算をしたら、合計を紙に書き、先生の言う正解を確認します。
★暗算で正しい答えを出せるかな?
【もうひと工夫】
みんなが楽しく参加できるように、1桁だけの暗算にしたり、呈示する枚数を加減したりしましょう。
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手づくりカードで楽しむ学習体操BEST50
指導者ハンドブック(2)著者 三宅邦夫 山崎治美 イラスト 伊東美貴 出版社 黎明書房