文化講座
体力向上ゲーム -15-
----- 101. テープの上をボールけり -----
- 用意するもの
- ドッジボール・ジュースのあきかん・紙テープ(3メートルの長さ)
遊び方
- スタートラインより5メートル先に、ジュースのあきかんを立てて、その上にボールを1個のせます。
- その2メートル先に、2人が向かい合ってスタートラインと平行に立ちます。そのとき、地面より1メートルの高さで紙テープの端をもって、ピンとはるようにします。
- 「ヨーイ、ドン」の合図で、スタートラインより片足とびで進み、地面についていない方の足でジュースかんを倒さないようにボールをけります。このとき、紙テープの上をボールがとぶようにねらってけりましょう。
- 応用としてボールを両足でけってもよい。
- ねらい
- 目と足の協応性を養い、ジュースかんを倒さないようにボールをける注意力、慎重さを育てる。
----- 102. 指名ボールけり競争 -----
- 用意するもの
- ドッジボール
遊び方
- 中央に直径50センチの円を描いてボールを置きます。
- 中央よりそれぞれ8メートルはなれた所に、短辺が2メートル、長辺が6メートルの長方形の陣地を1ヵ所ずつ、計2ヵ所作る。
- そして、それぞれの陣地内では中央の円に向かって、1番から順に5番までが間隔をとって立ちます。
- 指導者が「3番!」といったら、それぞれのチームの3番にあたる人が、中央の円の所まで走っていって、ボールをけって自分の陣地内へ入れこむ遊びです。
- その他の4名は陣地の中で、3番の人がけるボールを手で受けとめる役目をします。
- 次は、1番、それとも5番か、2番と4番といっしょになるか、緊張の連続です。 このときに相手をたたいたり、けり倒したり、ボールを手で持って走ったら失格です。スリルがあって楽しい遊びになります。
- ねらい
- 敏捷性を養い、目と脚の協応性を育て、チームワークを育てる。
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子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117著者 三宅邦夫
山崎治美本文・中扉イラスト にじ工房 A5判 126頁 定価 1,620円(税込み) 出版社 黎明書房