文化講座
体力向上ゲーム -12- ボール運び(5)
----- 95. 両手でボールころがし競争 -----
- 用意するもの
- ドッジボール
遊び方
- お互いに3メートルはなれて、後ろ向きでまたを開いて立ちます。
- 「ヨーイ、ドン」の合図で、前かがみに上半身をまげて、ボールを相手に届くように両手でころがすのです。
- 受ける人はころがってきたボールを開いたまたの下で受け、両手で相手にころがし返します。
- スタートラインから出発して、目標をまわって戻ってきましょう。
- 相手に届くようにじょうずにころがさないと、ボールにふりまわされて、思うようにはかどりませんよ。
- ボールはたえずころがっていること、途中で手でボールをとめたら、最初からやり直しをします。
- ねらい
- 注意力、敏捷性を鍛え、協調性を養う。
----- 96. ボールキャッチ -----
- 用意するもの
- ドッジボール
遊び方
- スタートラインから15メートルの距離に目標を決めます。
- 「ヨーイ、ドン」の合図で、2人が2、3メートルほどはなれて向かい合って、両手で相手にボールを投げ渡し、相手はそのボールを両手で受け、すぐに相手に投げる......というぐあいに、2人でボールの受け投げをしながら目標をまわって戻り、次の2人と交代します。
- 止まってボールを受けるときと違ってむずかしく、うまく受けることができないことがあります。
- そこでボールを床に落としたら、もう一度最初からやり直し。
- キャッチボールのじょうずな人でも、思っていたほどうまくできず、どのチームが勝つか最後まで結果がわからないので、応援する人も夢中になって楽しくなります。
- ねらい
- 相手の進む距離などを考え投げることで、状況判断する力が育つ。
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子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117著者 三宅邦夫
山崎治美本文・中扉イラスト にじ工房 A5判 126頁 定価 1,620円(税込み) 出版社 黎明書房