文化講座
体力向上ゲーム -14-
----- 99. ボールとび(2) -----
- 用意するもの
- ドッジボール原著を一部改変。
遊び方
- 直径1メートルの円の中に、リーダーが立ち、ボール5個を足元に置きます。
- そして、円から5メートルはなれたスタートラインにひとりが立ち、「ヨーイ、ドン」の合図で、リーダーは5個のボールを、スタートラインから円に向かって走るひとりの足に目がけて、次から次へところがします。
- スタートラインから走り出た人は、とびあがったり、はねたりなど、ボールにあたらないようにして、リーダーのいる円に走りこむ遊びで、5個のボールをうまくよけ、円にはいった人が勝ち。
- 応用として、5個のボールをころがしている間に5人が同時に走り出して、だれが1番早く円にたどりつくか競争するのもおもしろいです。
- ねらい
- 機敏な行動をとることで、防衛能力を養うことができる。
----- 100. へこたれないでボールよけ -----
- 用意するもの
- ドッジボール原著を一部改変。
遊び方
- 直径5メートルの円の中心にひとり立ち、円周に5人が間隔をあけて中心に向かって立ちます。
- 「ヨーイ、ドン」の合図で、5人が自由自在に1個のボールをころがし続けるのです。中心に立っている人は、ボールに触れないようにとびあがったり、走りまわったりなどしてボールをよける遊びです。
- 1分間で何回ボールにさわってしまうか、2分間では......というぐあいに時間制限をすると、「ボールにさわらないようにがんばるぞ!」と活気がでて楽しくなります。
- ねらい
- 敏捷性を養うとともに、ボールをよけるために姿勢がくずれそうになっても、すぐに体のバランスをとることで平衡感覚を養う。
また、ボールをころがすとき、ころがしたボールが相手に届くよう、ボールに加速力がないと、この遊びは興味が半減してしまう。 ここにボールをころがす人の腕力が養われる。
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子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117著者 三宅邦夫
山崎治美本文・中扉イラスト にじ工房 A5判 126頁 定価 1,620円(税込み) 出版社 黎明書房