文化講座
楽しい体育ゲーム -14-
----- 27 竹の棒渡り -----
- 用意するもの
- 竹の棒30センチに切ったもの6本
遊び方
- 竹の棒を地面に約20センチ間隔で並べます。これは、この棒の上を渡る遊びです。棒から落ちないように渡るのですが、うまくバランスをとらないと棒がクルリとまわってしまい、足が地面についてしまいます。
- 渡り方にはいろいろあります。それぞれの棒に必ず両足がのるように渡るなど、渡り方を工夫してみましょう。
- ねらい
- バランスをうまくとる遊びであり、平衡感覚と落ち着いて行動する気持ちを育てます。
----- 28 あきびん遊び -----
- 用意するもの
- あきびん6本
遊び方
- スタートラインから5メートル離れたところに、直径30センチの円を、2メートルの間隔で2つ描きます。円の中に、あきびんを1本倒しておきます。
- 2組に分かれ、合図で円まで走っていき、びんの口が下になるように、両手で立てます。
- びんが立ったら「1,2,3...」と5まで数えて、両手をあげてバンザイをし、びんを倒して戻ります。
- リレー式に行い、早く終わった組が勝ちです。
- ねらい
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この遊びはびんをさかさまに立てるのですから、注意力を要し、落ち着いて行動する気持ちを育てます。
遊びの素材は、私たちの日常生活を見渡せば、いくらでもあるのです。1本の棒きれを、幼児が自動車や新幹線にしてしまうように...。
あきびんも、私たちにすばらしい遊びを提供してくれるのです。さあ、家庭の廃品を利用して遊びを発展させましょう。
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子どもと楽しむゲーム(9)
楽しい体育ゲーム104著者 三宅邦夫 本文イラスト にじ工房 カバー・扉イラスト 渡井しおり A5判 168頁 定価 1,785円(税込み) 出版社 黎明書房