文化講座
体力向上ゲーム -22-
----- 115. ストップボール投げ -----
- 用意するもの
- テニスボール原著を一部改変。
遊び方
- 地面に直径1.5mの円を描きます。
- 円の中にボールを1個持った鬼がひとり入って中央にしゃがみ、鬼でない10人が鬼をとりまくように円外を向いて立ちます。
- 「ヨーイ ドン」の合図で、鬼は円の中央でしゃがんだまま目をつぶって、"10"まで声をあげて数をかぞえます。
- その間に、立っている10人は円外へできるだけ遠くまで走って逃げます。
- 鬼はかぞえ終わったら"ストップ"の合図をかけて、10人に走るのを中止させます。
- 鬼は、円に一番近い人に目がけて、円の中からボールを投げてあてます。
- 応用として、円から一番遠くはなれた人に目がけて、ボールを投げてあててもいいでしょう。
- ねらい
- 合図に的確に反応する敏捷性や正確な判断力、投力を養う。
----- 116. あてられないようにボールあて -----
- 用意するもの
- テニスボール
遊び方
- 直径10mの円の中に、30人がそれぞれボールを持ってはいります。
- 「ヨーイ ドン」の合図でいっせいにボールを投げ、だれかの背中にあてます。あてられた人は円の外へ出ます。
- 地面にころがっているテニスボールをすばやく拾った人は、同じようにだれかの背中をねらってボールを投げます。
- ボールを投げようとしていると、反対に相手にあてられてしまうこともあります。
あてられないように身をかわすこととねらってあてること、このひとり二役を限られた場所で行なうのです。 - 最後まで円の中に残った人がチャンピオンです。
- 注意することは、絶対に相手の顔をねらわないことです。
もし背中以外にボールがあたったら、あてた人が失格となって円の外に出ることにします。
- ねらい
- 機敏な行動力、敏捷性を養う。
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子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117著者 三宅邦夫
山崎治美本文・中扉イラスト にじ工房 A5判 126頁 定価 1,650円(税込み) 出版社 黎明書房