文化講座
ボールゲーム -22- 色別ボール拾い競争
----- 43. 色別ボール拾い競争 -----
- 用意するもの
- ドッジボール・テニスボール
遊び方
- 間隔を5メートルずつとって両側にラインをひき、3人ずつ向かいあって立ちます。
- そして、そのまん中に直径2メートルの円を描きます。
- 円の中に、白のテニスボールや赤、黄、青、緑のドッジボールを合わせて60個ほどバラバラに置きましょう。
- リーダーが「赤!」といったら、両側にいるそれぞれが同時に円まで走っていって、円の中の赤のボールを1個とって自分の決められた場所まで戻ります。
- 「白!」といったら白のボールを1個、「黄と青!」といったら黄と青のボールをそれぞれ1個ずつ手にもって戻ります。
- 5回連続でやって、だれが早くリーダーの指示通りにできたか点数をつけて遊ぶと、よーし負けないぞ、とファイトがでてきて活気ある遊びになります。
- ねらい
- 敏捷性を養い、機敏な行動が的確な判断力を育てる。
----- 44. ボール通し -----
- 用意するもの
- テニスボール・ロープ(3メートルぐらい)・板・新聞紙(中央を直径40センチの円に切りぬいたもの)
遊び方
- ロープの中央に新聞紙を折りまげてつけ、そのロープの両端を2人でしっかりともちます。
- ロープの位置から3メートルほどはなれた所にラインをひきます。
- 床から新聞紙までの高さは60センチぐらいがよいでしょう。
- ボールをワンバウンドで投げ、新聞紙の穴に、スッポリとうまく入れるのです。
その場合、自分がワンバウンドをさせようと思うところに板を置き、そこではずませるのです。 - ただ単に投げればよいのではなく、投げ方を考えなければいけません。
投げる場所、投げるときの角度、はねかえる角度を考えて、やってみましょう。
- ねらい
- 新聞紙のまとをねらうので、しぜんに集中力が養われる。
ボールの弾みぐあいを見ながら投げ方を考えるので、的確な判断力を育てる。
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子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117著者 三宅邦夫
山崎治美本文・中扉イラスト にじ工房 A5判 126頁 定価 1,575円(税込み) 出版社 黎明書房