文化講座
幼児と低学年 -2-
- 3 - しりとり絵さがし
- 用意するもの
- 古い絵本・厚紙
※古い絵本の動物とか、くだもの、花の絵などを切り取り、十センチ四角の厚紙にはり、カードを作ります。
遊び方
動物、植物(花、くだもの)などのカードを、部屋(遊戯室)にならべ、先生がカードをひろって、カードが「バナナ」の絵であれば「これはバナナですね。バナナの最後は"ナ"ですね。では"ナ"のつく植物はなんでしょうか?」と子どもに聞き、「菜の花」と答えれば「そうです。その他に食べるものでは、何がありますか?」と誘導し、「ナス」「ナシ」などと答えがでれば、次からは、しりとりで「シカ」「カラス」などとゲームを進めていくのです。

- 4 - 積み木遊び
- 用意するもの
- 大小さまざまな木の切れはし
遊び方
おとうさんやおかあさんが、集めた木切れを使って、門でも山でも作ってみせます。後は子どもに自由にその木切れで遊ばせるのです。
子どもは、長い木切れの上に丸い木をのせて遊べば、それは電車になったりして、空想の世界にはいってゆきます。
この遊びは、子どもの知恵を伸ばし、豊かな創造へ導くことができます。
こうした遊びは、たたみの上でもどこでも簡単にできます。
高価な積み木を与えるより、おとうさんの日曜大工の心のこもった木切れこそ、親と子の愛情のかけはしになります。

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さあみんなで遊ぼう 著者 三宅邦夫 新書判 174頁 出版社 黎明書房