文化講座
ボールゲーム -18- 両手でボールつき
----- 35.両手でボールつき(3) -----
- 用意するもの
- テニスボール・ドッジボール
遊び方
- 右手と左手で、同時に大きさのちがうボール2個をつく遊びです。
- どちらの手でどのボールをつくかは、本人に決めさせます。とにかくバランスをくずさずに何回(または何分)続けてつけるか、さあ、やってみましょう。
じょうずになると、つきながらボールを左右に交換することもできるようになります。
- ねらい
- 片方の手だけでなく、両手を意識してボールをつくことが必要です。
注意力、集中力が高まり、右手と左手をバランスよくうまく使えるようになります。
----- 36.かぞえてボールつき -----
- 用意するもの
- ドッジボール
遊び方
- ひとりが1個のボールをもって立ちます。
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先生が「3回」というと、ボールをもっている人はボールを3回つきます。
「5回」といったら5回つき、「12回」といったら12回ボールをつきます。
つまり、先生の指示する回数だけボールを手でつくのです。
ボールをつく回数が増えるにしたがって、つくのに夢中になってしまい、うっかりしてかぞえることを忘れてしまったり、数があいまいになったりすることがあるので、ボールをつく人にかぞえる人をつけましょう。
「いち、に、さん、し...」と数をしていると、自分がボールをついているような気分になり、応援にはく力がでてきて、ボールをつく人も「がんばるぞ」とファイトが湧いてくる遊びです。
- ねらい
- つくボールをみていないと、指定の回数だけボールがつけなかったり、どれだけついたかわからなくなってしまいます。つく人も応援する人も集中力が養われます。
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子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117著者 三宅邦夫
山崎治美本文・中扉イラスト にじ工房 A5判 126頁 定価 1,575円(税込み) 出版社 黎明書房