文化講座
ボールゲーム -21- ボールのピラミッド
----- 41. ボールのピラミッド -----
- 用意するもの
- ドッジボール・はし
遊び方
スタートラインより8メートルの所に、直径50センチの円を描きます。
4人1組が「ヨーイ、ドン」の合図で、先頭はボールを1個、両手に1本ずつもったはしではさんで円の中に置いて戻り、次の人と交代します。
次の人、3人目の人も同じようにボールを運び、前に置いたボールにくっつけて三角形になるように配置しましょう。
4人目は運んだボールを、3個のボールの上に静かにのせて、ボールの塔を作って戻ってきます。
途中でボールのならびをくずしたら、その人がボールをきちんとはしでならび直して元通りにします。
できたら、最初にやった人から順番に、はしをもってボールの所まで行き、上のボールをとって戻り、次の人と交代して、全員がボールをスタートラインまで運んできます。
球型なのでなかなか思うようにできません。でも、できたら喜びもひとしおで感激します。
- ねらい
- 細い棒のはしでボールをはさむのは、力が弱いとストンとボールが落ちてしまい、腕力、指の力が強くないといけません。また落ち着きと集中力を養います。

----- 42.色別ボールあて -----
- 用意するもの
- ドッジボール・大型積み木
遊び方
大型積み木5個に、赤、黄、青、白、緑の色紙を全面にはって、スタートラインより5メートル先に、スタートラインと平行になるよう5個の積み木をくっつけて置きます。
まず、スタートラインに、ひとりがボールをもって立ちます。
リーダーが「白」といったら、スタートラインからボールを白の積み木をねらってころがします。
次に「赤」といったら赤に目がけてボールをころがします。
リーダーが色をかえて3回指示し、それをねらって3回とも命中すれば勝ちです。はずれた場合は、次の人と交代します。
ちょっとしたひねりで、ボールはとんでもない方向へころがってしまい、見ていると簡単なようでもなかなかむずかしい遊びです。
応用としてテニスボールにすると小さいので、ころがる回数も多く、むずかしくなります。
- ねらい
- 目と手の協応性が正確な判断力を養います。

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子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117著者 三宅邦夫
山崎治美本文・中扉イラスト にじ工房 A5判 126頁 定価 1,575円(税込み) 出版社 黎明書房