文化講座
ボールゲーム -23- 両手つないでボール通し
----- 45. 両手つないでボール通し -----
- 用意するもの
- テニスボール
遊び方
- まず3人組をつくります。
- 2人1組になって向かい合い、両手を伸ばして相手と手をつなぎます。
- 3メートルの距離をおいて、残りのひとりがワンバウンドするようにボールを投げます。
- そして2人はつないだ両手の輪を広げて、ワンバウンドしたボールをうまく輪の中にくぐりぬけるようにさせる遊びです。
- このとき、つないだ2人の手は、絶対にはなさないようにすること。
- 2人がボールを輪にくぐらせるタイミングが一致しないと、しっかり手をつないでいてもはなれてしまって失格になります。
- ボールを投げる人の投げ方次第で、2人がうまくボールをくぐらせることができるか決まります。
- 3メートルの距離で満足せず、4メートル、5メートル...というぐあいに、遠くからボールを投げるようにしましょう。だんだんむずかしくなるけれど、夢中になり楽しい遊びになります。
- ねらい
- 3人の目と手の協応性が、正確な判断力を養うとともに、協調性を高める。
----- 46. はねかえりボール -----
- 用意するもの
- テニスボール・壁
遊び方
- 壁より5メートルの所にスタートラインをひきます。
- まずひとりが、ボール1個をもってスタートラインに立ちます。
- 「ヨーイ、ドン」の合図で、スタートラインより壁に向かって片手でボールをころがし、壁にあたってはねかえってきたボールを次の人が受けてまたころがすというぐあいに、ボールのころがしっこをします。
- ボールが動いている間は、地面にボールがついていること。あくまでもスタートラインの所でボールをころがし、完全にボールが止まるまでは続けて、何回できるか競争をします。
ころがし方がわるいと、ボールに振りまわされてしまう遊びです。
- ねらい
- 力いっぱいころがすことで、腕力を鍛える。
-
子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117著者 三宅邦夫
山崎治美本文・中扉イラスト にじ工房 A5判 126頁 定価 1,575円(税込み) 出版社 黎明書房