愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

子どもと楽しむゲーム

遊戯研究家 三宅 邦夫
ふれあい遊び実践研究家 山崎 治美

楽しい体育ゲーム -23-

----- 45. 集合遊び -----

用意するもの

遊び方

  • 1リーダーを中心にして円陣を作るように並んで、歌をうたいながら、円をまわります。
  • 2しばらくして、リーダーが1回ピリッと笛を吹きます。1回の笛で、ふたりが手をつないでその場にしゃがみます。2回ピリッピリッと吹くと、4人いっしょに集まって手をつないでしゃがみます。
  • 2はじめのうちは、笛を吹く回数に比例して人数を増やしてゆき、今度は逆に、笛を吹く回数が増していくのに反比例して人数を減らしていったりして、笛を吹く回数で集まる人数を決めておきます。
  • 2はじめとあとの約束を混同したりして、なごやかに楽しく遊べます。
ねらい
この遊びはルールの大切さを教えてくれる遊びです。
子どもはルールを守ることの意義を知り、ルールを決めると遊びが広がっていくことがわかっていくでしょう。

----- 46. 陣とりごっこ -----

用意するもの
チョーク

遊び方

  • 1ラインを横に引き、そこへ子どもを2列に並べ、ラインの前方7、8メートルのところに、直径1メートルの円を5個かいて、右から1~5の番号をつけておきます。
  • 2先生は、「○○くんと○○さんは1の円へ」と指定し、指定された人が全員、指定の円に走り込むようにします。
  • 2子どもたちは、走りながら、円をまちがえたりしながらも、手をとり合って、円へ走り込みます。くり返しているうちに、友だちの名前も覚えていく、一石二鳥の遊びです。
ねらい
みんなといっしょに遊んでいるうちに友だちができることが、子どもにとってはすばらしいことなのです。
知らない子どもどうしが、遊びをくり返しているうちに、名前を覚え、しぜんに楽しく手をとり合っていくようになるのです。
子どもと楽しむゲーム(9)
楽しい体育ゲーム104
著者 三宅邦夫
本文イラスト にじ工房
カバー・扉イラスト 渡井しおり
A5判 168頁
定価 1,785円(税込み)
出版社 黎明書房
子どもと楽しむゲーム
このページの一番上へ