文化講座
ボールゲーム -12- 振り向かないでボール送り
----- 23.振り向かないでボール送り -----
- 用意するもの
- ドッジボール
遊び方
- 2メートル間隔で直径50センチの円を5つ縦に書き、それぞれの円にひとりずつ同じように正面向きで立ちます。
- 「ヨーイ、ドン」の合図で、先頭は次の相手へ、正面を向いたままボールを後ろへ頭上から両手で投げます。
- 後ろで待つ相手は円の中でうまくボールを両手で受けとめて、同じようにして次の人にボールを投げましょう。ボールを受けとる人から見ると、投げ渡す人はいつも後ろ向きになりボールが見えません。うまく投げないと受けとりに困ってしまいます。
- 5人目まで渡ったら、向きをかえて最後の人から先頭に向かって順番に、先と同じようにしてボールを送り、遊びを続けましょう。円から外へ出たり、ボールを床に落としたら、もう一度最初からやり直しです。
- ねらい
- 正確に相手にボールを投げ渡すことを学びます。
----- 24.ボールの花づくり -----
- 用意するもの
- ドッジボール
遊び方
- 5人1組にして、ひとりがボールを持ちます。4人が床に背中をつけてあお向けになり、それぞれ両足をそろえて上にあげましょう。
- 4人の足は花芯を表わすように、中央に集めます。そして、その4人の足の裏の上に、ひとりがボールを1個のせます。
- ボールがのったら、ボールをのせた人も他の人と同じように背中を床につけ、両足を上げて5人で花芯を作ります。このとき、両手を広げればきれいな花びらになります。
- ひとりでも足を動かすとボールが落ちてしまうので、がまんしましょう。お互いの手をつないで、上体、顔、手を上にあげると組体操になり、運動会にもってこいの遊びになります。ボールを赤、青、黄などにし、ユニホームの配色を考えてやると立体的な遊びで、応援する人もボールの花の美しさに思わず拍手を送ることになるでしょう。
- ねらい
- お互いに最後までがんばるという忍耐力を鍛えながら、脚力、腹筋、背筋、胸......と全身をたくましくします。
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子どもと楽しむゲーム(8)
ボールゲーム・体力向上ゲーム117著者 三宅邦夫
山崎治美本文・中扉イラスト にじ工房 A5判 126頁 定価 1,575円(税込み) 出版社 黎明書房