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子どもと楽しむゲーム

遊戯研究家 三宅 邦夫
ふれあい遊び実践研究家 山崎 治美

楽しい体育ゲーム -24-

----- 47. タイヤ運び -----

用意するもの
タイヤ(各組10個)・チョーク

遊び方

  • 11チームの中で、ふたりずつの組を10組作ります。出発点から5~6メートル離れたところにラインをかきます。
  • 2スタートの合図で、ふたりで1個のタイヤを手で転がしていき、ラインの上にタイヤを置いて、ふたりで手をつないで片足とびでもどって、次のふたり組と交替します。
    このようにして、早くタイヤを10個積み上げたチームが勝ちです。
  • 2積み上げてあるタイヤを倒したら、倒したふたり組で協力して、積み上げます。
  • 2強く転がしても、弱く転がしてもだめ...。さあ、タイヤに振りまわされないようにいちどやってみましょう。
ねらい
協力の精神を養うと同時に敏捷性を育てます。

----- 48. お手玉投げ -----

用意するもの
お手玉4個

遊び方

  • 1ふたりが3メートルの間をあけて向かい合い、それぞれの足もとに直径1メートルの円をかき、その中に立ちます。
  • 2お互いに、お手玉を両手に1個ずつ持ち、ヨーイドンで両手のお手玉を同時に投げて、うまくお手玉を受け取る遊びです。
  • 2右手、左手にはそれぞれくせがあって、同じように投げることができず、受けるほうもつい、足もとがみだれて円から出てしまいます。
  • 2円から出ないようにお互いにお手玉を投げ合い、うまくなると間を4メートル、5メートルとあけて遊ぶとよいでしょう。
ねらい
目と手足の協応能力を育てます。
最近お手玉の作り方を知らない人がふえてきたようですが、この遊びに使うお手玉は布を輪状にしてその両端をたぐり寄せた俵型のものではなくて、布を風車型につないで作る昔ながらのものがよいでしょう。
この機会に昔からの素朴なお手玉遊びを、子どもたちに体験させてはいかがでしょうか。
子どもと楽しむゲーム(9)
楽しい体育ゲーム104
著者 三宅邦夫
本文イラスト にじ工房
カバー・扉イラスト 渡井しおり
A5判 168頁
定価 1,836円(税込み)
出版社 黎明書房
子どもと楽しむゲーム
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