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インターネット公開文化講座

文化講座

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子どもと楽しむゲーム

遊戯研究家 三宅 邦夫
ふれあい遊び実践研究家 山崎 治美

"色カード"で楽しむ17の学習体操-5-

1、2の3で同じかな

2人の色が偶然にも一致することが多いと、親近感を覚えますよ。

用意するもの
・3色(例えば赤、黄、緑)の色カード各5枚ずつ(計15枚)を1組として、人数分の組 ■カードの作り方は「第210回 2024年6月号"色カード"で楽しむ17の学習体操-1-」を参照

遊び方

  1. 各自が自分の15枚のカードを色が見えないように裏返して持ち、トランプを切るように交ぜます。
  2. 2人が向かい合って、「1、2の3」で、一番上のカードを色が見えるように出します。
  3. 2人が出したカードの色が同じならば成功! このようにして、1枚ずつカードを出し合っていきます。好きな時にカードを切り直してもかまいません。
  4. 15枚のうち何枚、2人が同じ色になるかな?

【もうひと工夫】
カードの色の種類を増やすと、同じ色になる確率は低くなりますが、喜びは倍増しますよ。

ジャンケンカード増やし

全員が先生に注目しなければ楽しむことができません。遊びの中で、注意力、集中力も養われます。

用意するもの
・5色(例えば赤、黄、緑、青、黒)の色カード各9枚ずつ(計45枚)を1組として、人数分の組 ■カードの作り方は「第210回 2024年6月号"色カード"で楽しむ17の学習体操-1-」を参照

遊び方

  1. 先生は前に立って、全員とジャンケンをします。
  2. 先生に勝った人は、自分の45枚のカードの中から1枚を、色が見えるように床に置きます。
  3. 先生は勝った人全員がカードを置いたら、またジャンケンをします。
  4. このようにして、ジャンケンで先生に勝つたびに、カードを1枚、前に置いたカードの隣に並べて、床のカードを増やしていきます。
  5. 45枚のカードをすべて並べ終えたら、バンザイをします。
  6. 一番早く全部のカードを並べ終えた人がチャンピオン!

【もうひと工夫】
参加者に先生の役を体験させるのもよいでしょう。

手づくりカードで楽しむ学習体操BEST50
指導者ハンドブック(2)
著者 三宅邦夫 山崎治美
イラスト 伊東美貴
出版社 黎明書房
子どもと楽しむゲーム
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