文化講座
てるてる坊主
(てるてる坊主)
- 今日は日曜日です。小デブちゃんは学校が休みで、わざわざおじいちゃんとおばあちゃんにご機嫌伺いに来た。
- おじいちゃん。おばあちゃん。こんにちは!
- こんにちは!
- 私達は元気よ。小デブちゃんは本当に聞きわけがいい、ほんとうにお利口さん。
- 二番目のおじさん、こんにちは!
- (二番目の)おじさんも元気だよ。(小デブちゃんが手にしている紙で作った人の頭を指して)手に持っているのは何?
- 昨日の工作の授業で、先生が僕たちに教えてくれた紙の球で作った「てるてる坊主」。
- てるてる坊主、この遊びは中国から伝わって来たはずでしょう。
- その通りです。先生もこのように言っていた。
- 以前、中国では坊主ではなく、赤い紙で切った、手にほうきを持った「掃晴娘」の切り紙を窓に貼り、晴天を祈った。
- おばあちゃん、話して!女の神様がどうして坊主になったの?
- そんなの知らないわよ。おじいさん、言って、どう言う事ですか?
- おじいちゃん僕たちに話してください。
- 続く
単語注解
- 坊主頭。帽子をかぶらない
- はげ頭
「彼は近頃、髪の毛がはげて来た。」 - 坊主。和尚
「日本の坊さんはほとんど髪の毛を伸ばしている。」 - わざわざ。特別に
「これはわざわざ、あなたのために買って来たものです。」 - ご機嫌を伺う。安否を問う
「(私に替わって)李先生によろしくお伝えください。」 - 賢い。利口である。(子供が)おとなしい。聞き分けのよい
- 指でさして
- 工作。学校で物を作る学科の一つ
- 遊戯。遊び。娯楽
「子供たちは公園で遊んでいる。」 - (道理から言って)~でなければならない。~べきである
- (文末に用い過去の出来事を回想する気持ちを表す)~していた
「私は以前習っていたが、今はもう習っていない。」 - 若い頃。以前
「彼は若い頃、兵隊に行ったことがある。」 - ほうき
- 晴天になることを祈って、軒下に吊るす切り紙の婦人像。手にほうきを持っている
- 切り紙
- 助けを請う。切に願う
文型語法
- = ~しに来ようとして~しに来ました。
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「君は何をしに(来ようとして)来たのですか。」 - *
「彼は日本へ留学しに(来ようとして)来た。」
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- = わざわざ。
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「これはわざわざ上海であなたに買ったのです。」 - *
「彼はわざわざ、あなたの誕生祝に来たのです。」
- *
- = ~であるべきです。
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「彼女の誕生日は9月18日のはずです。」 - *
「彼はとっくに卒業したはずです。」
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- = (過ぎ去った事を思い出して言う)~していた。
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「初めは私もそういうふうに考えていた。」 - *
「最初は私はそうするつもりでした。」
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