文化講座
君にちょっと頼みがある!
(君にちょっと頼みがある!)
- お正月になりました。家にはたくさんの年賀状が来ましたが、手書きのは何枚かしかなく、ほとんどみなパソコンで印刷したものでした。当世のひとたちは、ものぐさになってしまったようです。

兄ちゃん。ちょっと君に頼みたいことがある。

- 何の用。言って。ボクに出来ることなら、必ず手伝うよ。

- 君のお兄さんは何種類かの英語が分かるのではなかったですか?

- 何言ってるの?英語はただ一種類で、たくさんの英語はないよ。

- 先日、お兄さんはフランス人と話をしていたのですよ!

- 彼らが話していたのはフランス語で、英語ではない。

- なんだ、フランス人はフランス語を話すのか。僕は外国人が話している言葉はみな英語と言うんだと思った。

- 君はボクに何を手伝わせたいの。

- 君のお兄さんは最近、忙しいですか。

- お兄さんは暇がたくさんあって、少しも忙しくないよ。
ただ時にはちょっとダンスを踊りに行く。

- お兄さんは夜、都合がいいですか。

- ダンスを踊りに行く以外は、ほとんど家にいるよ。

- 僕は、君に僕の代わりにお兄さんに一つの言葉を翻訳してもらいたいと頼んで欲しいの。それは「新年おめでとう!」「新年愉快!」はどう言うのか。

- なんだ、ボクは何か難しい問題かと思ったよ。ただの一つの言葉じゃないか。
夜、ボクの家にいらっしゃい。

- はい。今晩、すぐ行きます。

- それじゃ、晩に(会いましょう)。
単語注解
頼む。お願いする
「劉先生にお願いする。」
「人に手伝ってもらう。」
ある。いる。持っている
「用事がある。」
「人がいる。」
用事。事柄
ただ~さえすれば
「英語さえ分かれば、それでいい。」
やり遂げる
必ず。きっと
手伝う
分かる。理解する
多く。たくさん
「長いこと来なかった。」
「多くの人は行くつもり。」
~と
(1)始めは。元々は
「彼達は元々みな教師です。」
(2)(はっと気づいて)なんと。なんだ
「なんだ、彼は君の兄さんか。」
(語気助詞)あ
~と思う。思い込む
みな。すべて。全部
~するつもり
都合がよい。便利
「ここで話をしてもいいですか。」
「交通の便がいい。」
~を除いて
ほとんど
暇
代わって。替わりに
「私が替わって言ってやる。」
時
翻訳(する)。通訳(する)
一言。一つの言葉
文型語法
=ただ~さえすれば
- *
「あなたが行きさえすれば、私も行く。」 - *
「好ければ彼女はきっと欲しがる。」
- *
=~ではないですか
- *
「彼は
の友達ではないですか。」 - *
「あなたは日本へ行かないのではないですか。」
- *
=(以前の事を思い出して)~していた
- *
「私は病院で働いていた。」 - *
「数日前、彼はまた言っていた。」
- *
=~を除いてほかに~
- *
「彼(1人)以外、私達は皆行く。」 - *
「中国語以外に、どんな言葉も分からない。」
- *
=
- (使役)させる
- *
「Qちゃんに聞きに行かせる。」 - *
「彼に中国語を喋らせる。」
- *
- (受け身)される
- *
「彼はQちゃんにかまれた。」 - *
「木は人に切られた。」
- *
- (使役)させる
=ただの・たかが~じゃないですか
- *
「1人の子どもじゃないですか。」 - *
「わずか英文一語じゃないですか、なんでもない(どうして難しいのか)。」
- *

