文化講座
彼は俺のお母さんをおばさんと呼ぶ。
(彼は俺のお母さんをおばさんと呼ぶ。)
- おいらの家に田舎から親戚が来た。どんな親戚か知らないけれど、とにかくおいらのお母さんをおばさんと呼ぶ。

- それはお母さんの弟の子供だ。

- どうりでおいらのお母さんに良く似ている。

- 男(ですか)、それとも女(ですか)。

- 男で、背がとても高い。名前は彭平貧。呼ぶととても言いにくい。

- 「彭-平-貧」確かにとても呼びにくい、早口言葉のようだ。

- 早口言葉って何。

- 早口言葉とは一種の話すととても舌がもつれる遊びさ。

- どんな舌がもつれる話?言ってみて。

- たとえば、中国語を習っている人が良く使う「お母さんが馬に乗る、馬がのろいので、お母さんが馬をののしる。」とか「女の子が牛をあやす、牛が強情なので、女の子が牛をつねる。」発音の練習をして、このような話がすなわち早口言葉です。

- あー、なんとこのような舌が回らない言いにくい言葉ですね。僕も一つ真似する。

- それなら腕前を披露して、ちょっと真似してみて。

- 聞いてよ、「西施が死んだときは、四十四(歳)。」どう?

- Qちゃんすごいね!巻舌音でさえもできる。
単語注解
~を~と呼ぶ。
(方言)おれ。おいら
(方言)お母さん
農村。田舎
「田舎者。」
=
父の姉妹に対する呼称
(人の)背丈
「背の高い人/のっぽ。」
(高さが)高い 
舌がもつれる。舌がまわらず言いにくい
発音(する)
「彼の発音は正確でない。」
常に。しばしば。いつも。しょっちゅう
(1)騙す
「彼は人を騙している。」
(2)あやす
「彼は子供をあやしている。」
(3)機嫌を取る
「皆が彼のご機嫌を取っている。」
ひねくれている。強情である
ねじる。ひねる。つねる
舌
「牛の舌は長い。」
曲がる
腕前を披露する
春秋時代、呉王夫差の愛妃。美女の代名詞
文型語法
= ~ですか、それとも~ですか。
- *

「あの留学生はイギリス人ですか、それともアメリカ人ですか。」 - *

「土曜日ですか、それとも日曜日ですか。」
- *
= どのみち~。いずれにせよ~。とにかく~。
- *

「どのみち日曜日でなければ、どの日でもよい。」 - *

「どの日か分からないが、いずれにせよ日曜日ではない。」
- *
= 道理で~。
- *

「道理で彼の英語はあんなに上手、なんと彼はイギリス生まれですか。」 - *

「彼はイスラム教徒ですか。道理で彼は豚肉を食べない。」
- *
= ~でさえも~。
- *

「彼は忙しくて御飯を食べる時間さえもない。」 - *

「彼はロシア語でさえも話せる。」
- *

