文化講座
彼の邪魔をしないで
(彼の邪魔をしないで)
- お兄さんは今日休みです。家でバイオリンの練習をしています。
お母さんはボクにお兄さんから少し離れて、お兄さんの邪魔をしないように(させました)言った。
- 兄ちゃん。何しているの?どこかへ行くの。
- どこへも行かないよ。どこか場所を探して日向ぼっこをしようと思って。
- 僕もご飯を食べたばかりだし、ちょうど少し横になろうと思っていたんだ。
あれ、君の家で誰が二胡を弾いているの。
- 二胡じゃないよ、お兄さんがバイオリンの練習をしているの。
学校の創立記念日の演芸の公演に参加するつもりなの。
- バイオリンって何、どのようなもの、(僕たち)ちょっと見に行こう
- 行かれない。お母さんが言ったんだ。お兄さんは人に邪魔されるのが好きではないと。
- (僕たち)邪魔しない、内緒でちょっと見よう。
- いいよ。さあ。ここで見よう。
- この種のバイオリンはとても重いんだね。また肩で担がなくてはならない。
- 小さな声で!重くないよ。とっても軽い。
- 軽い?どうしてお兄さんは疲れて顎をバイオリンの上に置いているの。
- それは疲れているんじゃない。この楽器はこういう弾き方なの。
- お兄さんは本当に多芸多才だね。
- もちろんさ。お兄さんはバイオリンが弾けるばかりでなく、その上ピアノも弾けるんだよ。
単語注解
- 練習する。 「太極拳を練習する。」
- (弦楽器を)弾く。ひっぱる。
- 邪魔をする。 「お邪魔しました。」 「あなたの邪魔をしました。」
- 離れる。 「北京を離れる。」
- 少し遠く。 「私の家は学校から少し遠い。」
- 探す。見つける。訪ねる。 「人を捜す。」 「友達を訪ねに行く。」
- 干す。 「衣服を干す・乾かす」
は、「日向ぼっこ。日光浴をする」の意。 - 寝ころぶ。横になる。 は「~に寝転ぶ。」 「ベッドに寝ころぶ」
- 中国の弦楽器。胡弓。二本の弦で弾く。
- 学校の創立記念日の演芸公演。
- 好き。好む。 「太極拳をするのが好きです。」
- 内緒で。こっそり。
「内緒で食べる。」
「こっそり聞く(盗み聞きをする)。」 - 重い。沈む。 「水の中に沈んだ。」
- 肩。 「肩で担ぐ。」
- 疲れる。 「練習し疲れた。」
- あご。
- 置く。 「ここに置く。」 「地べたに置かないように。」
- 楽器。 「民族楽器」
文型語法
- =どこかへ行きますか?
肯定疑問文は最後に を付ける。疑問詞を用いた疑問文は を付けない。
付けるなら を付ける。もし疑問詞による疑問文に を付けたら
「~か~か」と言う「二重疑問」になる。- * 「あなたは何かをちょっと食べますか。」
- =ちょっと~を干す。同じ動詞を重ねると「ちょっと~をする。」と言う意味になる。
- * 「ちょっと見る」 「ちょっと考える」。また のように真ん中に"一"を挟んでもよい。
- =ちょうど~しようと思っているところです。
- * 「私はちょうど行こうと思っているところです。」
- =また(その上)~しなければならない。
- * 「ただ運転できるだけではだめです、その上日本語ができなければならない。」
- =形容詞+。すごく~。とても~。
- * 「仕事はすごく忙しい。」
- * 「彼の中国語はとても上手です。」
- =~を探して。~を見つけて。~を求めて。
- * 「人を頼んで手伝ってもらう。」
- * 「日を見つけてお邪魔しに行きます。」