文化講座
ボクたち猫の口には合わない。
(ボクたち猫の口には合わない。)
- 昨日の夜、みんな一緒にスイカを食べた。

- (あなたは)食べたの?

- ボクは緑の皮、赤い果肉を見て、どんなにか美味しいと思った。

- 食べたの?美味しい?

- そこでお兄さんに向かってミャーとひと声鳴いた。

- お兄さんはくれたのかい?

- それでお兄さんは一切れ割ってボクにくれた。
ボクは嬉しくて舌で何回か舐めた。

- どうだった?どんな味?

- 思いかけず、甘くて冷たい、少しもボクたち猫の口に合わない。

- 本当なの。美味しくないのか。

- だからボクは食べなかった、傍の椅子の上に飛び乗って、彼達の話を聞いていた。

- スイカ、この名前は西方から伝わってきたからそれで西瓜というのではないの。

- 間違いない。ほら、トマトも西方の柿じゃないの。

- "西紅柿"(トマト)は、"番茄"(トマト)とも言うではないですか。

- そうだよ。この"番"の字は西方の意味で、だから"西餐館"(レストラン)は、"番菜館"(レストラン)とも言う。

- この"番"の字は草冠を加えてもいいの?

- もちろんいいよ。
単語注解
食べ物の味。食べ物に対する好み
「この種の料理は日本人の口に合わない。」
きのう
「昨日はどこへ行きましたか。」
夜。晩
「ゆうべ」
みんな
「みんなの事は、みんなでやる。」
スイカ
「スイカの皮」
皮。皮膚。表皮。革(なめした)
「革靴」
果実の芯
「黄色い果肉のスイカ。」
どんなに。いかに
「この仔猫はなんと可愛いのだろう。」
そこで。そして
「彼らは会うとすぐ喧嘩をする。」
(擬声語)猫の鳴き声
そこで。それで
「みんなの発言を聞き、彼は同意せざるを得なかった。」
両手で割る
「手で半分ずつに割る。」
うれしい。喜ぶ
「彼はうれしくてたまらない。」
舌でなめる
「舌でなめる。」
味
「味は少し苦い。」
甘い
「今年のスイカは例年より甘い。」
冷たい
「ご飯が冷たくなった。」
「気候が冷えるようになった。」
椅子
「寝椅子」
世間話をする
~なので。~だから
「彼は仕事が忙しいので、だから来なかった。」
草冠
文型語法
- 動詞 +
= ~しましたか。
- *

「彼は来ましたか。」 - *

「君はきちんと考えましたか。」
- *
+ 形容詞 +
= なんと/どんなに~と思った。
- *

「私はなんと難しいと思った。」 - *

「みんながどんなに遠いかと思った。」
- *
= ~だから~。
- *

「今日は日曜日だから休みです。」 - *

「彼の提案は反対する人が多い、だから採用しなかった。」
- *
= 思いかけず~。
- *

「この方法は思いかけず、みんなが反対している。」 - *

「思いかけず、誰も行かない。」
- *

