文化講座
僕は皆に無実の罪を着せた。
(僕は皆に無実の罪を着せた。)
- Qちゃん、ここ数日見かけなかったけど、どこかへ行っていたの?
- どこへも行っていないよ、先日、くしゃみが出てそれから鼻水が垂れた。
- それは風邪を引いたのでしょう。
- 丁度しばらく寝ようと思ったところ、思いがけず、お母さんが僕を慰めないばかりでなく、反対に僕をかごの中に入れて、ある所へ連れて行った。
- それは多分病院だよ。
- そこの一人の白衣の人が、僕の体温を測って、また僕の体中をしばらく触って、それからこっそりと僕の背中に針を突き刺した。数日間も僕を外に出さずに、あまりに理屈が通らない。
- それは君の病気を治してあげるためで、虐待ではない。
- それならなぜ針で刺すの?
- それは君に薬を注射して、病気を治す。
- 分かった、なんとすべて僕のためだったのか。僕は皆に無実の罪を着せてしまった。
単語注釈
- 無実の罪を着せる。罪をなすりつける
「善良な人に罪を着せてはいけない。」 - くしゃみ
- 鼻水
- 寝る。眠る。
- かつて~したことがない
「これはかつてなかった事です。」
「私は彼に会ったことがない。」 - お母さん
- 慰める
「二言三言彼に慰めの言葉をかけた。」
「私は彼女を慰めに行く。」 - かえって。反対に
「立春にもなったのに、温かくならないで、かえって寒くなった。」
「慰めれば慰めるほど、彼女は反対にますます泣く。」 - (物を容器などに)入れる
「箱の中に入れる。」
「袋が小さくて、こんなにたくさん入らない。」 - 着る。穿く。履く
「服を着る。」
「靴を履く。」 - 体中
「体中が痛く感じる。」
「体中泥だらけ。」 - こっそり。内緒で
「彼に行くなと言ったが、彼はこっそりと行ってしまった。」 - 道理をわきまえている
「彼は物分かりの良い人だ。」
「彼は物の分からない人だ。」 - (1)なんと~(であったのか)。(2)本来。もともと
文型語法
- 疑問詞を用いた疑問文の最後に を付ける→二重疑問になる。
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「あなたは昨日どこかへ行きましたか。」 - *
「あなたは何か食べたいですか。」 - *
「午前中、誰かが来ましたか。」
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- + 動詞 + = 丁度しばらく~しようと思ったところ。
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「丁度しばらく見ようと思ったところ。」 - *
「丁度しばらく休もうと思ったところ、彼が来た。」
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- = ~しないばかりでなく、反対に~。
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「この子は犬にかまれて、泣かないばかりでなく、反対に笑っている。」 - *
「彼は勉強が嫌いなばかりでなく、反対に人といつも喧嘩している。」
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- = あまりにも~すぎる。大変~です。
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「そこで売っているものは高すぎます。」 - *
「大変あなたに感謝します。」
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- = (1)なんと(~であったのか)。(2)本来。もともと
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「誰かと思ったら、なんと君だったのか。」 - *
「彼はもともと北京に住んでいた。」
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