文化講座
不定詞にtoが無い
皆さん、こんにちは! 5月号です。
5月といえばゴールデンウィーク。皆さんは長い連休を楽しめましたか。職種や業種によっては、この連休は忙しくて休めないという方も多いことでしょう。それぞれ、どこかのタイミングで楽しめると良いですね。
さて、今月は原形不定詞を取り上げます。先月号で取り上げた「let」に続く原形不定詞を学習します。
原形不定詞は名前のとおり不定詞の一種ですが、「動詞の原形をそのまま用いるtoの無い不定詞」です。
では、to不定詞と原形不定詞をどのように使い分けるのでしょうか。
動詞の意味を持つけれど、働きは名詞、形容詞、副詞、というのが不定詞でしたね。通常は「to+動詞原形」の形で用いますが、文中の述語動詞が使役動詞や知覚動詞の時は原形不定詞を用います。主な使役動詞は、「make, let, have」。主な知覚動詞は、「see, hear, feel」などがあります。
例を挙げましょう。
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make+目的語+原形不定詞 have+目的語+原形不定詞 (強制的に)~させる |
My boss made me go to Tokyo. 上司が私を東京へ行かせた。 I have my son clean his room. 私は息子に部屋を掃除させる。 |
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let+目的語+原形不定詞 (許可して)~させる |
She let me sleep on her bed. 彼女は私にベッドで寝かせてくれた。 |
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see + 目的語+原形不定詞 目的語が~するのを見る hear+目的語+原形不定詞 目的語が~するのを聞く feel+目的語+原形不定詞 目的語が~するのを感じる |
We saw her enter the movie theater. 私達は彼女が映画館に入るのを見た。 He heard someone break the window. 彼は誰かが窓を壊すのを聞いた。 I felt my house shake. 私は家が揺れるのを感じた。 |
では、英文を作ってみましょう。
① 私達は警察が学校を捜索するのを見た。
② 彼は天井裏で何かが動くのをきいた。
③ 母は私に車の運転をさせてくれない。
<解答例>
① We saw the police search our school.
② He heard something move in the attic.
③ My mother won't let me drive a car.

