文化講座
「省略2」
皆さん、こんにちは! 12月号です。
紅葉が街を彩る美しい季節ですね。世界遺産の一つ、宇治の平等院鳳凰堂では、紅葉が三年ぶりにライトアップされたそうです。コロナウィルスの第8波が心配ですが、紅葉も楽しみたいものです。平等院の部分を英訳しておきましょう。
Byodoin Temple's Phoenix Hall and maple leaves are lit up at night for the first time in three years.
今月は、11月号に続いて「省略」の第2弾です。
文をできるだけ簡潔にする傾向がある英文は、繰り返しになる部分などは省略されることを11月号で紹介しました。今月号では、その他の頻繁に用いられる省略を紹介します。
では、例を挙げながら説明しましょう。
時や条件を表す接続詞(when やwhile、if、Thoughなど)が導く副詞節の中で、主語が、主節の主語と同じ場合、「主語+be動詞」が省略されることが多い |
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慣用的に用いられる決まり文句 |
If possible / もし可能であれば
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では、省略に注意しながら英文を作ってみましょう。
① 忙しい時は、私に電話してください。
② 必要なら、お手伝いします。
③ その通りを歩いている間に、彼は2回転んだ。
<解答例>
① When busy, give me a call.
② I'll help you, if necessary.
③ While walking along the street, he fell down two times.
では、また来月!