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家計の総合相談センターの相談員のコラム

株式会社 家計の総合相談センター
ファイナンシャルプランナー
石川 友紀・森 朱美・佐野 圭子・宮田 かよ子
尾上 堅視・堀之内 千津・小泉 朱希

物価高 どう向き合う?

 食品など様々な品物やサービスが値上げされています。生活にかかわる支出が増えていきます。このようなときはどのようにお金と向き合えばいいのでしょうか。
 お金を増やすには、3つの方法があります。「収入を増やす」、「支出を減らす」、「運用利回りを上げる」ことです。簡単に理解できますがどの方法もわかっていても、なかなかできないことでもあります。私が心がける家計管理の考え方をご紹介します。

① 収入と希望
 人生設計を考える際に、いつまでどのくらい収入を得られるかといった予測は難しいといえるでしょう。しかし、ライフプランを立てようと考えてみるとある程度の見通しがつくとも言えます。いつまで、どのくらい収入を得たいという希望を持つことができるからです。希望を持てば、継続的な収入を得る力となっていくのではないでしょうか。

② 支出と勇気
 物価高の今こそ、家計と向き合う勇気を持ちましょう。家族会議をするなど、みんなで知恵を出し合ったら乗り越えていけるという希望が生まれるでしょう。
 欲望はつねにあふれてきますが、自分の幸せにつながるお金の使い方を見つけて、少しずつ暮らしを整えていきたいものです。
 そうはいってもコロナ禍でもあり、経済的に厳しいときは、家族、自治体やFPなどに勇気を出して相談してみましょう。

③ 運用と助け合い
 物価は上昇していますが、4月から公的年金額が0.4%引き下げられました。これは、年金の保険料を納める現役世代の賃金が減ったためです。
 公的年金は亡くなるまで一生受け取ることができる素敵な制度です。公的年金は世代間扶養の制度となっており、現役世代が支払っている保険料で、今の高齢者へ年金として支払われる仕組みですね。つまり、助け合いの制度となっているのです。
 お金の価値や物価、自分の経済状況、運用環境は変わるため、一生受け取ることのできる年金制度は助け合うことで作れるといえるでしょう。
 少子高齢化などにより、将来の給付水準が下がることも予想されます。またリタイア後にご自身の資産を取り崩す期間が長寿化により長くなることで、資産寿命をどのように伸ばしていくのかといった視点を持つことも大切です。
 ご自身での資産形成は税制優遇のある確定拠出年金〔企業型DC、iDeCo(イデコ)〕やつみたてNISAを利用するとよいでしょう。社会の変動期には金融商品詐欺に注意が必要です。運用の基本は「長期投資と分散投資」です。
 公的年金は現役世代が納めた年金保険料の一部を、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が将来世代のために運用しています。運用の知識をGPIFの運用方法から学ぶこともできます。

GPIF 長期的な観点からの運用
https://www.gpif.go.jp/gpif/long-term-vision.html
GPIF 分散投資の意義
https://www.gpif.go.jp/gpif/diversification1.html

 私は子どもの学校などの役員、地域の清掃・ゴミ拾いに参加するなど自分のできる範囲で参加しています。大変なこともありますが、参加してみると、みんなの小さな助け合いにより社会や経済がうまく回るのではないかと思うようになりました。
 「共済」はリスクに備えた助け合いの仕組みですね!
 世の中が変化しても暮らしは続いていきます。希望、勇気、助け合い・・・実はこのような想いが暮らしを支える大きな力となっていると思いませんか?

小泉 朱希
ファイナンシャルプランナー(CFP®)
株式会社家計の総合相談センター

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