文化講座
クレジットカードの利点と注意点
初々しい新社会人の皆さんが、5月に入り緊張が少しほぐれてきたのではないでしょうか。
社会人になって持っていると便利なクレジットカードを契約する機会が増えてきます。
クレジットカードは、商品を購入する際に使用できる決済手段の一つで現金を持ち歩かなくても商品を購入できる使い勝手の良いカードです。使い勝手が良いということは、使い過ぎを自分でコントロールする意思が必要になってきます。
そこで、クレジットカードを持っている利点と注意点についてお伝えしていきたいと思います。
【利点】持っていると便利なクレジットカード
- 現金を持っていなくても買い物ができる
- 商品を後払いで購入でき、分割払いも可能
- キャッシング(お金を借りる)ができる
- 明細(購入履歴)が残しやすい
- 使用毎にポイントが付いて、後から商品やサービスに交換できる
【注意点】便利すぎる為に起こること
- 使いすぎる
- 衝動買いをしてしまう
- 収入以上の支出をしてしまう
- 第三者による不正使用(盗難・スキミングなど)
上記のようにとても便利ではありますが、それ以上に気をつけて使用することが不可欠となります。簡単に一定額までキャッシングが出来しまう為、容易に借りてしまうと金利が14.25%(金融機関により変動あり)で、とても大きな金利を負担することになり返済が困難になることがありますので注意が必要です。
また、家賃や公共料金、携帯代、新聞代、保険代などカードで支払が出来るものであれば、まとめるとポイントも貯まり管理もしやすくなります。カードの利点と注意点を理解して上手に使えると良いですね。
では、たくさんあるカード会社からカード選ぶ際に何を参考にして選ぶのが良いのか迷うと思います。まずはご自分の生活をしていく中で、目的に合わせた便利な機能のあるカードを選ぶと良いです。インターネットでもカード比較サイトが充実していますのでそちらを参考にするのもひとつです。
【カード選びの例】目的にあったカードを選ぶ
便利だからといってカードを作りすぎないで、まずは1枚から始めることです。
支払は分割払いをせず、一括払いで支払える範囲内で使いましょう。
井上 圭子
ファイナンシャルプランナー(CFP®)
株式会社家計の総合相談センター