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家計の総合相談センターの相談員のコラム

株式会社 家計の総合相談センター
ファイナンシャルプランナー
石川 友紀・森 朱美・佐野 圭子・宮田 かよ子
尾上 堅視・堀之内 千津

固定費の支出を見直す<住宅ローン見直しポイント(2)編>

 前回は、住宅ローン返済中の見直しポイントとして「繰上げ返済」をご紹介しましたが、今回は「借り換え」についてお話します。

 借り換えとは、現在利用している住宅ローンをより有利な住宅ローンに変更するために、現在の住宅ローンを一括返済して新たな住宅ローンを借り入れることです。

 もし借り換えを検討されるなら、まず目的を明確にしましょう。例えば、当面の返済額を軽減させたい場合は、現在利用している住宅ローンより低い金利の商品に借り換える方法をとったり、将来の金利上昇による返済への影響を回避したい場合には、返済額が予想できる長期固定金利商品などに借り換えたりします。一般的に借り換えをすると、住宅ローンの返済額が少なくなり、場合によっては数十万円から数百万円の借り換え効果が出ることがあります。

 借り換えをして効果が見込めるときの目安は

  • 1. 住宅ローンの残高が1,000万円以上あること
  • 2. 借り換え先の住宅ローンの金利と現在の金利の差が0.7%以上あること
  • 3. 残りの返済期間が10年以上残っていること

 一般的にこの3つの条件が当てはまれば、借り換えをするメリットがあるといわれています。

 また借り換えは新しくローンを組むので、諸費用が必要になります。

  • 1. 金銭消費賃借契約書の印紙代
  • 2. 金融機関の事務手数料
  • 3. 保証料(不要な金融機関もあります)
  • 4. 登記費用(現在の抵当権を抹消する登記と新規の抵当権の設定登記)
  • 5. 完済手数料(現在のローンを一括返済するための手数料)
  • 6. 経過利息(現在のローンを前月に返済してから完済する日までの利息分)
  • 7. その他として、一部の住宅ローンでは火災保険をかけなおさなければならないことがあります。

 これらの費用を負担しても、メリットがあるかは、現在利用している住宅ローンと借り換え先のローンの金利差や借入額、残存期間によって異なってきます。金融機関の多くは、インターネット上で借り換えの効果をシミュレーションすることができます。一度試してみるとよいでしょう。

 次回は、住宅ローン返済中の見直しポイントの3つ目、「条件変更」についてお話します。

井口 奈保
ファイナンシャルプランナー(AFP)
株式会社家計の総合相談センター

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