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ガーデニング

園芸家 栄中日文化センター講師 名古屋野生蘭同好会会長
吉田 篤

椿を楽しむ 6

前回から2年ぶりです。まだまだ椿は美しい品種が数多くありますので、紹介します。

「アザレア椿」
中国原産の夏咲き種。7月頃から咲き始めます。色合いも従来の椿に比べオレンジを含んだ明るい赤です。
昔は白花もあったと聞き探しましたが、見つけていません。葉の形も違いますので、すぐ分かります。
最近は、秋咲き椿作出の交配親としても注目されています。
花付きも良く大株になると、見事な株になります。

「アザレア椿八重咲」
アザレア椿との交配種。アザレア椿の明るい赤がとても目立ちます。まだあまり出回っていません。

「孔雀椿」
枝垂れ椿の有名な品種です。葉が細く枝も枝垂れるので一見してわかります。

「大城冠」(だじょうかん)
名古屋城にあった御殿椿です。大きな城の冠という事で名付けられたと言われています。
大輪の見事な花です。私も大鉢で育てています。

「月の輪」
久留米で作出された大輪の椿です。絞り花と同じで花は色々変化します。

「玉ありあけ」
「玉の浦」と「岩根絞り」との交配種。両種とも人気の名品です。中輪種。

「ヌチオズパール」
椿で有名なヌチオズナーセリー(アメリカ)作出の人気の椿です。
千重咲きの中輪種です。

「ヌチオズジェム」
同じナーセリーの、豪華な大輪種。

「小黒侘助」
小輪の黒侘助。侘助は雄シベの花粉が未発達で黄色くありません。

「村下」(むらげ)
赤の侘助です。雄シベは白く花粉はつきません。

やっぱり椿は、一重が良いと言われる方が多いですが、八重咲も実際に見ると、中々良い物です。
海外では、一重より八重咲が多く作出されています。これはバラの花をコサージュとして、飾る習慣があり、椿もバラの様な花が好まれます。

ギャラリー(最近の私の庭です)

「苔玉」
「春の台」(はるのうてな)、「月の輪」、「紺屋小町」(こうやこまち)、「乙女椿」。

「苔玉」
富士桜「湖上の舞」、イチゴ斑入り、ダイコンソウ(ゲウム)、コデマリ斑入り、ジャノヒゲ「白竜」。

ゴマ木斑入り
新葉を触ると香ばしいゴマの香りがします。 このように新葉を触ると、強い香りがする植物は、葉が成長すると香りが弱くなる物が多いです。
それは、新葉のうちは、柔らかいので、昆虫や鳥などの動物に食べられない様に守っていると思います。
以前アフリカのケニアに昆虫採集に行った時に、色々な植物を触りました所、強い香りや鋭い棘のある植物がほとんどでした。生存競争が厳しいのでしょうね。蝶も日本の様にゆっくりと飛んでいません。
日本の3倍位のスピードで飛んでいて中々採れませんでした。メインはスカラベなので大丈夫でした。

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