文化講座
コチョウラン Phalaenopsis
コチョウランは、御祝いや贈答の花として大変人気があります。ほとんどお店や会社の開店祝に贈られることが多い花です。その為、より綺麗で豪華を目指して絶えず品種改良が行われています。先日花市場の品評会で目に付いた花を撮影してきました。従来の白のコチョウランもありましたが、国際ラン展の会場で見られるような花が数多く出品されており、あまりの美しさに感激しました。品評会の後は花市場で売られます。
どの鉢もあまり見かけない7本立で70輪から100輪ほど咲かしています。私も見ている内に一鉢欲しくなりましたが、冷静に考えると大きすぎて自宅に飾れる場所がありませんでした。コチョウランは高額で取引される花ですから、栽培に時間と費用を掛けて、新しい花を目指すことができます。私としては、これからもコチョウランはいつまでも「高嶺の花」であって欲しいと思います。
エンジェル
カレン
ミルキー
ラッキーミル
フォチュンザルツマン
ルビーリップ
チャーミングサンシャイン
リトルワルツ
桜姫
ワインストライプ
ラッキーキャット
ビビ
チェリーブランデー
リサリサ
サンセットドリーム
ダイスコアンナ
プリンセスボルドー
ミクシー
ピンクフレアー
染色コチョウラン・・・大変美しく、ブルーやパープルなどカラフルな花を楽しめます。
如何でしたでしょうか?お気に入りの花がありましたでしょうか?お花屋さんに問い合わせると入手できる花もあると思います(生産量が少ない花は入手できればラッキーだと思います)。
育て方
コチョウランは、東南アジアの熱帯林に自生する着生ランです。常緑樹に着生していますから、直射日光は葉焼けの原因になります。寒さに弱いので15度以下にならないように管理します。
翌年に今年と同じように咲かせるのは大変難しいと思います。どうしても育てたい方は、花後に素焼き鉢に植え替え、気温の高い時期は遮光ネットの下に置きます。年中気温の高い場所に自生していますから15度以下にならないように管理をして湿度とある程度の日照を確保します。このように書いているとお判りのように上手く育てるのは大変難しいと思います。
ギャラリー(最近の私の庭の植物です)
赤い実の植物はスキミアです。自家受粉しにくいので、別品種が必要です。耐寒性もあり名古屋では外で冬越しできます。
今年もブルーシクラメンを入手してきました。右手前のピンクのシクラメンは、八重咲きの「ウィング」です。
植物の知識が広がる講師H.P.
http://floweryhill.net/