文化講座
小スペースのガーデニング2(鉢植え)
スペースがあっても、舗装などで地面がない場所や、一時的にしか利用できないなど
庭を造れない所でも鉢植えによって、ガーデニングを楽しむことができます。
私もすべて鉢植えで育てています。(私の場合は、多品種の植物を育てたい為)
毎年、名古屋市の公園(植物園など)にて、植物の展示会を5回ほど開催しています。その時、ディスプレイとして小さな箱庭を造っています。鉢を並べるだけの展示より、
自然の状態をイメージしやすいと好評です。
花木や果樹も鉢植えの方が、花が咲きやすく実も早めに収穫できます。
植え込んでいないので、レイアウトを自由に変えたり、季節によって雰囲気を変え楽しむことができます。
製作上の注意点
①手前に背の低い植物、奥に高い植物を置き、鉢はなるべく黒色にする。
②地植えと違い水切れに注意する。難しい場合は大鉢植えにする。
③石やレンガなどで境界を造ると、鉢が見えにくい。
④ギボウシを上手に使いましょう。
展示会の様子を少し紹介します。
筆者自宅北側
チョコレートネム・・・
葉色が素晴らしい。庭木にお勧めです。
ホウチャクソウ「阿波の月」・・・
ユリ科の山草。よく増えます。
ホウチャクソウ「小川誉」
ヒトリシズカ白散り斑・・・
センリョウ科の山草。全国に分布。左は杜松(トショウ)の黄斑。
ミチノクサイシンの白斑・・・
ウマノスズクサ科の常緑多年草。東北地方に分布。
横に這い易いのでコケ玉にすると、全体に巻きます。
セッコク「紅扇」・・・
ラン科。葉にもコゲ茶の斑が入り大変美しい。
普通のセッコクより1ヶ月ほど遅く開花する。人工交配種。
ビワ白斑・・・
ビワには他に覆輪があります。(斑入り植物の項参照)
イチジク(ドーフィン)斑入り・・・
他に実の斑入り(イチジクの項参照)があります。
植物の知識が広がる講師H.P.
http://floweryhill.net/