文化講座
ダイヤモンドリリー 2
10月中下旬から11月にかけて美しい花を咲かせるダイヤモンドリリーを紹介します。
花弁が太陽の光を反射してキラキラと輝く事から名付けられました。南アフリカ原産の球根植物ネリネのサルニエンシス系から選抜されています。開花期間も長く3週間ほど咲きますから、数鉢育てると1ヶ月以上楽しめます。赤、ピンク、白と明るい花色が多く、花が少ないこの時期のお庭を彩ってくれます。
ここ10年ほどで、より豪華な花が選抜されて来ました。白や赤花の大輪種や蛍光色のピンクが以前は少なかったと思います。
育て方等は、以前の講座(第9回ダイヤモンドリリー)を参照して下さい。
霜よけさえすれば屋外で冬越し可能で、葉のある5月までに、しっかり肥培しましょう。
では、私が綺麗と思った花を紹介します。
リコリスの様な黄花は無いですが、豪華さではこちらでしょう。
濃いピンクの蛍光色でひときわ目立ちます。
ピンクのストライプの上品な花です。
こちらは、もう少し派手なタイプです。
以前は白花は、小型で貧弱な個体が多かったですが、最近は立派な白花が出て来ました。
太陽に当たると、輝きます。
赤の大輪は素晴らしいです。
白の大輪です。「天狼」
濃色の紫花「紫式部」
オレンジ系の花です。
良く分球します。
玄関先の道沿いで選抜をしていましたら、近所の方が集まってきました。
沢山咲かせると綺麗ですね。
ギャラリー(最近の私の庭です)
秋咲きのスノードロップ。レギナエ・オルガエ Galanthus reginae-olgae
シチリア島およびバルカン半島に分布。
ストルマリア・サルテリ Strumaria salteri
ストルマリア・サリテリ・・・南アフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物。
小型のネリネみたいです。
植物の知識が広がる講師H.P.
http://floweryhill.net/