文化講座
イワシャジン
キキョウ科の多年草で中部地方の山岳帯の岩場に自生しています。釣鐘型の青紫の花を咲かせ秋の山草として、人気があります。9月下旬から10月にかけて園芸店に並び始めると、秋の訪れを感じます。
涼しい山の渓谷の岩場に自生していますので、都会の夏の暑さは苦手です。しかし決して栽培が無理なわけではありません。栽培の要点を押さえれば、風情のある美しい花を咲かせることができます。
育て方
水はけの良い用土で植え込みます。鉢は深鉢を使います。栽培の注意点は渓谷の岩場に自生していますので、乾燥をきらいます。すなわち水はけ良く植え込み水切れをさせないように管理をします。
置き場所は、新芽が伸びる春は日当たりの良い所、5~6月は半日蔭、真夏は日陰、開花の秋は半日蔭、花後の栄養葉の出る頃は日当たりの良い所。その頃に、液肥を2~3回あげます。
このような管理をする植物としては、雪割草も同じです。地植えに関しては季節ごとに移動できませんのでロックガーデンの半日蔭に植えると良いでしょう。岩の近くは地温が低いので育ちやすいと思います。
イワシャジン
イワシャジン・ダブル
イワシャジン変化花・・・ガク片が花弁化している。
イワシャジンの変わり花は、他に白花のダブルがあります。
ギャラリー(最近の私の庭の植物です)
キキョウ絞り咲き
キキョウ・ダブル絞り咲き
ホヤ・カルノーサの花・・・プラスチックのような花です。
知り合いの農園で咲いていました。観葉植物で売られていますが花もすばらしいです。
白いカタツムリがいました。
植物の知識が広がる講師H.P.
http://floweryhill.net/