文化講座
庭の雑草対策
5月になりますと、お庭の雑草も勢いが増してきます。草取りをしても直ぐに生えてきて、きりがありません。これは地面の中に、多くの種子が眠っていて草取りをした事によって太陽光が当たると目覚め発芽します。
自然の野山も同じで、多くの種子が土中に眠っています。これを「シードバンク」(種子の銀行)と言います。
杉やヒノキの植林地を伐採すると植林前の植物がいろいろ生えてきます。
舗装ではなく将来簡単に植物を植える場所に変更できる対策を紹介します。
★花壇や庭木の無い場所
①除草剤・・・ | いろいろ安全面で気になるようでしたら、食用酢を原料にした製品も販売されています。 | |
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②熱湯・・・ | 小スペースの場合にお手軽にヤカンで熱湯を掛けます。雑草以外もコケやコンクリートの黒いぬめりにも有効です。 | |
③防草シート・・・ | 不織布の物がお勧めです。上に砂利を敷くと長持ちします。人工芝も良いです。 | |
④砂利・・・ | シートが張れない狭い所。なるべく厚く敷く。 | |
⑤カバープランツ・・・ | 芝生、クラピア、イワダレソウ、玉竜などの植物を植える。いずれも繁殖力旺盛なので他の場所に広がらないように注意する。 |
★花壇など植栽されている所
①花壇には大粒の軽石を敷く。
②庭木の下には軽石、バークチップを敷いて地面に太陽光が当たらないようにする。
風の強い場所には、糊付きのバークもあり飛散を防げます。
③庭木の下の日陰には、日陰に強い玉竜などのカバープランツを植栽する。
軽石、焼赤玉、富士砂を雑草よけに敷きました。粒の大きさを変えると締ります。
ギャラリー(最近の私の庭です)
八角蓮(はっかくれん)斑入りが派手に出ると全体が白い葉になる事があります。
このままでは育ちませんが、すこし緑がかっていますので、長く維持できればと思っています。
宿根草なので、枯れてしまうと別の葉が出て来ます。
植物の知識が広がる講師H.P.
http://floweryhill.net/