文化講座
多肉植物あれこれ
今月は多肉植物の農園に行ってきましたので目に付いた多肉植物を紹介します。
            まずはユーホルビアの仲間を紹介します。2000種以上の草本と低木からなる大きなグループです。

ユーホルビア・バリダ雌株(南アフリカ原産)
              最初に目が行った株です。花茎の枯れた姿が奇怪で面白かったです。
            縞模様も気に入りましたが、種が付いている雌株なので、雄株にして欲しいとの事で価格もお手頃な雄株を入手しました。

ユーホルビア・オベサ雌株(南アフリカ原産)
              これも雌株は非売品でした。友人に頼まれていましたので雄株を入手しました。
            私は、オベサの良さがあまり理解できません。派手さの無い地味な感じが良いとの事でした。

ユーホルビア・ステラータ「飛竜」(南アフリカ原産)
              大きくなると根茎が太くなり見栄えがします。
              そのような多肉を塊根植物(コーデックス)とよんでいます。
            隣に写っているのは、キリンドリフォリア(マダガスカル原産)です。

ユーホルビア・アエルギノーサ(南アフリカ原産)
            サボテンのようなトゲがあります。

「姫紅小松」トリコディアデマ・ブルボスム
            メセン科の多肉で小鉢に根茎を出して植えると、小品盆栽になります。

フォッケア・エデュリス「火星人」
              キョウチクトウ科(南アフリカ原産)
            これも塊根植物ですね。大きく育つと直径20cm程になります。

パキポディウム・グラキリス「象牙宮」(マダガスカル原産)
            キョウチクトウ科の多肉でこれぞ塊根植物と言っても良いでしょう。

ケラリア・ピグマエア(南アフリカ原産)
              スベリヒユ科、木のような茎が面白い、成長が遅くこのように育つには何年もかかります。
              これも欲しかったのですが、高価でやめました。
            小さな花が咲いていました。

エケベリア・ルノディーン
            エケベリアの美麗種。

エケベリア・ルンヨニー
              ルノディーンは白斑でルンヨニーはクリーム色でどちらも素晴らしいですが、栽培が難しいです。
            斑入りなので少し日陰に置きます。

エケベリア斑入りいろいろ
農園で色々な多肉植物を見ていると、どれも欲しくなって困ります。
            まだまだ面白い物がありましたので、次の機会に紹介します。
ギャラリー(最近の私の庭の植物です)

食虫植物のホザキノミミカキグサ白花です。8月から9月にかけて、毎年良く咲きます。

タマノカンザシ八重咲(9/19撮影)
            香りも良く、大きな白花は目立ちます。

ビオレソリエス(黒実)とゼブラスイート(てまりいちじく)
              ゼブラスイートは白い縞模様が消えると食べごろです。
              どちらも、とても甘いイチジクです。
              イチジクは追熟しないので、完熟まで待って収穫しています。
            イチジクの白い樹液は、タンパク質分解酵素(フィシン)なので手袋をはめて採ります。
 植物の知識が広がる講師H.P.
 http://floweryhill.net/ 

