文化講座
葉変わり・枝変わり 3
「枝変わり」
・石化(せっか)・・・帯化(たいか)又は綴化(てっか)とも言います。茎の成長点の異常で、平たく帯状にゆっくり成長します。トキワシノブ、タカサゴユリ、ヒノキなどいろいろな植物で見つかっています。
「目白杉」(芽白杉)
新葉が白くなる石化杉です。斑入りではない石化杉もあります。
「四馬路」(スマロ)
ベンケイソウ科の多肉植物。成長すると石化状になる。
「竜神木」(りゅうじんぼく)
サボテン科。メキシコ原産の綴化「竜神木」。この存在感はすごいです。
金宝樹石化
フトモモ科。オーストラリア原産。別名カリステモン。
脳みそサボテン 「ペスティータ綴化」
セッコク 「臥龍」(がりゅう)
石化というより「狂い軸」(茎が捻じれる)
・雲竜(うんりゅう)・・・茎や枝が曲がりくねる。生け花の「雲竜柳」が良く知られています。「雲竜梅」も人気があります。
雲竜カラタチ「香の煙」
葉も細く変化していて、あたかも「お香」の煙が立ち登る様を表しています。
ギャラリー(最近の私の庭です)
カキツバタ 「舞孔雀」
私のお気に入りのカキツバタです。
コシノカンアオイ 「黒ヒトデ」 大輪の5弁花
コシノカンアオイの標準花も大きいですが、花弁が大きく開いているので、より大きく見えます。
カンガルーポケット(ディスキディア)
東南アジアからオーストラリアの熱帯地域の樹上に着生する多肉植物。
大きく膨らんだ葉からカンガルーポケットと名付けられました。着生種ですから乾き気味に育てます。「アリ植物」とも言われ袋状の葉にアリが棲みつくといわれています。
西洋シャクヤク 「ソルベット」
牡丹に負けない豪華で上品な花です。牡丹と違い冬に地上部が無くなるので剪定の手間が要りません。
植物の知識が広がる講師H.P.
http://floweryhill.net/