文化講座
アメジストセージ Salvia leucantha
「サルビア・レウカンサ」と最近は学名から呼ばれていますが、「アメジストセージ」の方がよく知られています。シソ科の多年草で、秋になって来ますと庭先で立派に咲いている株をよく見かけます。
地植え向きの植物で、日当たりの良い所に植えれば毎年楽しめます。耐寒性は地面が凍らなければ大丈夫です。大きく育ちますので、夏前(6~7月)に一度切戻しをすると良いでしょう。切り取った茎は挿し木をして増やす事もできます。シソ科なので虫も付きにくく日当たりの良い庭にお勧めの植物です。
ハーブの仲間ですから、花束にして陰干しすると香りの良いドライフラワーが出来ます。
鉢植えをされるなら、なるべく大き目の鉢に植えこみましょう。肥料は緩効性のマグアンプをあげます。
最近はピンクの花も出回っています。
サルビアとセージは、植物学的には分けたりもしますが、園芸的には全てセージと言ってよいと思います。
ピンクアメジスト 「フェアリー・ピンク」
モコモコした白いガクからピンクの花が咲きます。かわいらしいと人気が出ています。
ギャラリー(最近の私の庭の植物です)
ダイヤモンドリリー(ネリネ)咲き始めました。
朱金ハギ・・・新葉が黄金色で美しい。秋の紅葉も綺麗です。
蛇の目松・・・新葉の白斑がとても目立ちます。別品種で白い斑が赤く紅葉する「紅孔雀松」
もあり今時期はよく似ています。
10月21日に安城市民会館にて長生蘭連合会の秋の大会があり見てきました。
長生蘭はセッコク(ラン科)の古典園芸種で、日本の野生のデンドロビウムの選抜種です。
オークションであまり見かけない柄の古鉢(楽焼)を入手しました。
釉薬は加茂真黒です。
植物の知識が広がる講師H.P.
http://floweryhill.net/