文化講座
ハランの楽しみ
お庭の整備に伺うと、殆どのお庭(最近の家は除いて)に、ハランが植えられています。以前はよく、料理の仕切りなどに使われていたそうです。生け花でハランのみの作品を見たことがあります。たしか池坊だったと思います。
常緑多年草で、日陰の庭でも良く育ちます。大型の緑葉が殆どですが、最近は斑入り種も人気が出てきました。常緑で耐寒性、耐陰性もあり丈夫なので、斑入り種はこれからの庭園植物として見直されると思います。
少し紹介します。

「近江縞」・・・大型の縞ハランです。

「満月」・・・新葉が白く出て、徐々に緑になっていきます。まだまだ珍しい品種です。大型種です。

散り斑・・・品種名不明、「旭」に似ていますが、別品種です。
※ハランは、江戸時代に多くの品種が選抜されましたが、現在は消えつつあり、品種名も不明な物も多いです。

蛍斑の大型種。ぼやけている斑が美しい。私のお気に入りです。大型種です。

くっきりした品種もあります。


「レオパード」・・・ハランと思えない細葉の品種です。

斑のくっきりした「レオパード」とは、別品種です。

羅紗葉の大型種。

中央の縞が特徴的な小型種。ランナーで増える。中国原産。

「天の川」・・・縞斑に星斑が入る中型種。

「天の川」

「パンダ」・・・白い花を咲かせる。

「パンダ」・・・中国原産の小型種。


中国からベトナムにかけて分布する大花種。(Aspidistra grandiflora)

私がベトナムで見かけた緑花のハラン。


ハランの緑花は、初めて見ました。
最近、黄花も手に入れました。咲いたら紹介しますね。
ギャラリー

先日(1/14)、渥美半島に海浜性の植物を見に行きました所、もうハマアザミが咲いていました。
照り葉がいい感じです。


