文化講座
多肉植物の新しい植え込み方
多肉植物の新しい植え込み用土が発売され、いろいろな楽しみが増えました。
糊の入った用土を水で練ることにより、粘着性が出ていろいろな物に付けることが出来ます。
木製のレンゲ(食器)を使って作品を作ってみましょう。
① セダムの仲間を2~3cmに切り取ります。
② 挿し易いように、1cmほど下葉を取り茎のみにします。
③ 粘着性の用土をレンゲに付けます。
④ ピンセットで挿し込んでいきます。この時なるべく隙間ができないように片側から挿してゆきます。
⑤ 隙間なく挿し込めば完成です。
乾くと傾けても取れません。
・管理の仕方
雨に当てないように、窓辺や明るい屋外で育てます。水遣りは乾いたら霧吹きであげて下さい。
このままで、発根して育ちます。
☆今回の植え込みは従来と、どこが違ったのか?
- 切ってすぐに植え込むことが出来た。従来は、まず陰干しをしてから仮植え込みをして根を出さしてから、本植え込みをして作品を作りました。
- 壁面や板状の平面に植え込むには、糸や針金、網などが必要でしたが、用土自体が接着する為、どこにでも簡単に作品を作ることが出来ます。
☆注意点・・・この用土(ネルソル)を使う時は、しっかりと練らないといけません。納豆のように糸を引くようになるまで、よく練りましょう。
植物の知識が広がる講師HP:
Flowery Hill http://floweryhill.net/