文化講座
斑入り植物の魅力
斑入り植物は、全ての植物にあらわれる可能性があり、現に多くの植物で見つかっています。古くは江戸時代、天保の頃に大変ブームになり、立派な図版も作られています。ヨーロッパでは、斑入り植物は、カラーリーフとしてガーデニングの重要な要素となっています。草花や花木は、開花時期は楽しいですが、花期は長くて1ヶ月ぐらいです(熱帯花木はもっと長い)。多くの植物は花の咲いていない期間の方が長いので、斑入り植物を育てる事により、花の無い期間もより楽しむ事が出来ます。みなさんも、斑入り植物を、上手に取り入れて楽しんでください。
斑入りの種類 | : | 覆輪・縞斑・中斑・虎斑・曙斑・捌け込み・散り斑・爪斑・星斑・ボタ斑・砂子斑・網目斑・三晃中斑、などがあります。 |
実生による増殖 | : | 縞斑・中斑・虎斑・捌け込み・散り斑は遺伝します。よって実生により増やす事が出来ます。覆輪は遺伝しません。 |
植物の知識が広がる講師HP:
Flowery Hill http://floweryhill.net/