文化講座
ショウジョウバカマの楽しみ
ショウジョウバカマは、春に咲く山草として知られています。全国の湿った沢沿いに多く自生しています。
ピンクの花も美しい常緑の多年草です。今回は葉の美しい品種を紹介します。
「秋紅の輝」(しゅうこうのかがやき)・・・寒さに当たると紅葉する珍しいタイプ。春の新葉とのコントラストが美しい。岐阜県産。
「蜃気楼」(しんきろう)・・・総散り斑が発達して、白く見えるほどになった個体。
「市倉錦」
「富士の残雪」
「夢幻」・・・散り斑縞、このようなタイプは多く見られ区別がつきにくいです。
「金剛宝」・・・白散り斑縞
「羅紗王」散り斑・・・葉が厚く短くがっしりとした葉が特徴的です。
「羅紗王」縞斑
「王冠」・・・変化葉、ショウジョウバカマとは思えないですね。
「鈴虫剣」(すずむしけん)・・・葉先が尖っている物を鈴虫のメスの産卵管と見立てて呼びます。椿やアオキなど色々な植物に見られます。
「裏鈴虫剣」
「黄金錦」・・・陽の直射に弱いものが多い。
覆輪・・・覆輪は葉挿しでは増えないので、株分けで増やします。
ショウジョウバカマは、葉挿しで増えますので、古い葉をはずして土に挿しますと簡単に増やせます。
良く増えるため価格も安定しました。
ギャラリー(最近の私の庭です)
プルンスビギア・エランスモンタナ・・・南アフリカの球根植物。小苗が2年ぶりにいきなり咲きました。
最初はネリネに似ていますが、花が咲き進むと広がります。
カレーリーフ・・・3月に5センチほどの小さな苗が半年でこの大きさ(50cm)熱帯植物の生長の早さに驚きです。
万両「紅孔雀」・・・今時期の新葉が、一番きれいです。
植物の知識が広がる講師H.P.
http://floweryhill.net/