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季節のフラワーアレンジメント

栄中日文化センター講師
グリーン ローズ主宰
フラワーデザイナー フラワーフォトグラファー 松浦 奈美子

春のリース

いよいよ春本番になります。リースは主にクリスマスのときに飾られることが多いのですが、春に飾ってももちろんOK!今回は春に人気のピンクのお花をいっぱい使い、布使いにもチャレンジします。また、今回はハート型のリースですので、はっきりハート型に見えるようにアレンジしましょう。
他の作品例

春のリースの作り方

材料

花材

花材の画像
ネイチャーオールウエイズ バラ(STDBベイビーピンク) 1
バラ(STDベイビーピンク) 1
大地農園 バラ(ローズあい ブライダルピンク) 2
バラ(ローズスカイライン キャンディピンク) 1
バラ(ビビアン キャンディピンク) 1
フランネルフラワー 3
ジャスミン(ピンク) 4
ほか リース台(ハート型ゴールド) 1
リボン(2種) 各1m
20cm幅
約80cm
巻きワイヤー (ゴールド)

道具

道具の画像
  • ハサミ、グルーガン、グルースティック、
  • ワイヤー(#24白、#20白)

知っとく情報

今回使用しました「フランネルフラワー」は、布地のフランネルのようなふわふわ感があって、そのような名前がつけられています。耐寒性多年草、セリ科、原産国はオーストラリアです。
とても上品なかわいらしいお花です。
品質の良いもので咲ききる前であれば、逆さに吊るして、美しくドライフラワーにすることができます。

作り方

【1】リース台にフックをつける

今回のリースは、既にフックがついております。しかし、フックがない場合や今回のようにフックがついていても、ついている位置ではなく、違う位置にフックをつけたい場合は、#20ワイヤーでフックをつくります。
'07 10月 クリスマス リースの回を参照
'09 1月 ひなまつりリースの回を参照

【2】リース台に布をセッティングする

布の端がなるべく見えないように中に折りこんで(巻き込んで)、動きがでるように、ふっくらさせたりひねったりしてゴールドのワイヤーでリース台のところどころに、しばりつけてゆきます。(ゴールドのワイヤーは多少見えてもよいですが、なるべく見えないように注意しましょう)


【3】お花をアレンジする

アレンジの注意事項
(A)お花の向きをいろいろに向けると動きのでたアレンジになります。
(B)お花の高低差を微妙ながらつけると動きが出て、華やかなアレンジになります。
(C)リースの側面は今回は、厚みのないリース台ですので、バラをカットした切り口を隠す程度で大丈夫です。
(D)ハート型がはっきりとわかるようにアレンジするには、ハートの上部の左右のゆるやかなカーブ、中央の谷間、下部の尖った部分の形がはっきりと認識できるようにします。

  1. まず、おおまかな大きなお花(今回はバラ)をリース台に配置してみます。
  2. バラを横からカットして、切り口にグルーをつけてアレンジします。
    アレンジする際、多少でも花向きをいろいろと向けるように十分留意してリース台につけてゆきます。
  3. バラをカットした下部は、ラナンキュラスそっくり!ですので、端部をていねいにはさみで整えてアレンジに使用します。
  4. (2)でバラをアレンジした後(もちろん、全てのバラをアレンジしきってしまわなくても、多少、後に残しておいても大丈夫です!)、リボンと他のお花を全体のバランスを見ながら、アレンジしてゆきます。
    • リボンは、1輪、2輪をワイヤーで作って、ワイヤーを短く切って、グルーをつけてアレンジしたり、
      '07 3月 ギフト アレンジ(器)の回を参照
    • あるいは、直接リボンにグルーをつけて、ゆるやかにカーブをつくったり、ひねったりと動きをだしてアレンジします。
  5. 他の花材も直接グルーをしっかりつけて、アレンジします
    • フランネルフラワーは長い茎は切って。裏部に直接、グルーをしっかりつけて。
    • ジャスミンは長めの花びらの下方を切って。切り口にしっかりグルーをつけて。
  6. ハートの形がしっかりわかるようにアレンジしてゆきます。
  7. 完成!
季節のフラワーアレンジメント
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