文化講座
キャンドルスタンド
キャンドルスタンドの作り方
材料
花材
ネイチャーオールウエイズ | バラ(SMLリオレッド) | 2 |
大地農園 | バラ(ローズこまち カシスピンク) | 2 |
ヘデラ | 3~5枝 | |
レモンリーフ | 3~5枝 | |
フロールエバー | バラ(Babyローズ ライトカフェ) | 1 |
カーネーション(STDレッド) | 1 | |
ほか | リボン2種 | 適当量 |
オアシス | 1/6 | |
器 | 1 | |
りんごイミテーション | 1 | |
ワタカラ(赤ラメ) | 3 | |
クレイヌラタ(葉) | 3~5枝 |
道具
|
知っとく情報
よくこんなご質問があります。「ワイヤリングの方法が本や先生によってまちまちなのですが・・・」
確かに、それぞれの本や先生によって、ワイヤリングに限らず、いろいろな方法について異なる見解や紹介をされています。
例えば、#24番のワイヤーを使うのか、あるいは#22番を使うのか・・・
おそらくそれぞれの紹介されるかたは、その時にその方法が一番良いと思われてご紹介されているはずです。ただ、ワイヤリングにしても#24であっても、#22であっても、要は「美しく、丈夫に、合理的に」出来ればいいわけです。
よって、いくつか方法は存在します。その中で、選んで、紹介をされていると思います。
皆様は、いろいろな方法をご覧になられましたら、自分自身の中で重要視する要素を考えた上、その方法を選ばれていいのでは、と思います。
この方法が間違いで、これが合っているという考えでなく、この方法は綺麗にできるけど時間が・・・この方法は丈夫だけど、ワイヤーが見えてしまって美しさが・・・など・・・どの要素を重視するか、どこで折り合いをつけるかで、選ぶ方法が決定すると思います。
もしかしたら、紹介されていることを基本にして、自分自身に応用させて、もっと良い方法をみつけられるかもしれませんよ。
作り方
【1】器にリボン・オアシスの設定
- 器にリボンをバランス良く、グルーで貼る。
リボンにしわができないように丁寧に貼る。
- 器にオアシスを設定('07 3月 ギフト アレンジ(器)の回を参照)
もし、アレンジしたお花が傷んでしまい、またその器を再生使用してアレンジしなおしたいときのため、器にグルーをつけずにオアシステープだけでオアシスを設定するのも良いですが、もし、器の再生使用を考えないならば、オアシスにグルーをつけて器と接着させても大丈夫です。
また、アレンジの内容や重さによっては、オアシスにグルーをつけ、器に接着した上で、更にオアシステープで固定する場合もあります。
【2】お花・実物・葉の下準備
- 葉のワイヤリング・テーピング
- 葉は茎が長いそして強い場合は、そのまま先端にグルーをつけてアレンジしても良い。
- 1枚1枚の葉をまとめて、あるいは茎が弱い場合は、フローラルテープで補強、まとめ後にツイスティング→テーピング
*ツイスティングは、カーネーションなどと同様の方法です。
- 枝1本でも、茎が短い場合などは、1本でツイスティング→テーピング
- ソーイングメソッド→テーピング
('07 3月 ギフト アレンジ(器)の回を参照)
- 実物・オーナメントのワイヤリング ('07 12月 お正月飾りの回を参照)
また、今回のようなワタカラは、ツイスティングで、リンゴは底部に#22緑ワイヤーを渦巻き状にして、グルーでピックを作る方法など、その実物やオーナメントの重さや形状に合わせて臨機応変にピックを作るようにします。
- バラのワイヤリング・テーピング
ワイヤリング・テーピング ('07 1月 バレンタインのプチブーケの回を参照)
- バラを広げる ('07 8月 メリア~*~バラをひろげる~*~の回を参照)
- カーネーションのワイヤリング・テーピング
('07 6月 Box Arrangement ~*~ボックス アレンジ~*~の回を参照)
【3】キャンドルの下準備
キャンドルは、そのままオアシスに挿すだけや置くだけでは不安定です。
しっかりと固定できるようにします。
- #20ワイヤーを1/3本にして、2本をU ピンにする
- U ピン2本をオアシステープを2~3周、キャンドルに巻きながら、とりつけてゆく
【4】アレンジする
- キャンドルをアレンジする。
キャンドルは、はずれやすいので、U ピンにもキャンドルの底部にもしっかりとグルーをつけて、はずれてしまわないようにしっかりと、オアシスに挿す。
- お花などのアレンジは、葉物からでも、大きなお花からでも、どちらを先にアレンジしても結構です。
- 立体的に動きが出るように、高低差をつけて
- 基本的には、四方見のアレンジになるように、お花はいろいろな方向に向けて
- お花のステムはワイヤーであることを忘れずに、微妙な花向きもワイヤーを微妙に曲げるなどして、調整して
- 完成!
注意:今回のアレンジで、キャンドルを使用しておりますが、点火せずにその雰囲気を楽しんでいただくことを前提としております。点火はご遠慮ください。