文化講座
ブライダルブーケ
ブライダルブーケの作り方 例
材料
花材
ネイチャーオールウエイズ | バラ(STDベイビーピンク) | 4 |
バラ(STDライトピンク) | 1 | |
バラ(SMLライトピンク) | 2 | |
バラ(SMLベイビーピンク) | 2 | |
バラ(SMLホワイト) | 2 | |
フロールエバー | バラ(STDパンナコッタ) | 1 |
カーネーション(STDカフェ) | 8 | |
ほか | リボン(ワインレッド) | 2.4m |
リボン(こげ茶) | 2.4m |
道具
|
知っとく情報
ブーケ
花束のことです。
ヨーロッパでは、プロポーズのときに男性が野の花々を摘み、束ねて結婚を申し込む相手にプレゼントしました。そのような由来で、結婚式で女性が手に持つようになりました。
日本に伝わったのは、1950~1960年代です。
ブートニア
花婿が襟のボタンホールにつける花飾りのことです。ヨーロッパでは、ブーケを贈られた女性が「あなたの愛をお受けします」という返事の代わりに、贈られたブーケの中から、1輪の花を抜き、男性の服の胸にさしたことが始まりとされています。そのためにブーケで使用した花材の一部で作ります。
ブーケトス
挙式後、花嫁が持っていたブーケを高く投げ上げ、それを未婚の女性がキャッチするというもの。見事、ブーケを取った女性は次の花嫁になると言われています。
4つのサムシング
結婚式で4つのサムシングを身につけた花嫁は幸せになるのだとか。
「サムシング ブルー(花、リボンなどなにか青いもの)」、「サムシング オールド(お母様などが使われた古いもの)」、「サムシング ニュー(何か新しいもの)」、「サムシング ボロード(何か友人などに借りたもの)」
作り方
【1】お花の下準備
ラウンドブーケを作る場合、全てワイヤリングだけで作る方法とブーケホルダーに挿す方法がありますが、プリザーブドフラワーのアレンジはどちらにせよ、ワイヤリングをします。また、ブーケホルダーに挿してアレンジする方法は、抜けやすいので、今回は「ワイヤリング」だけでブーケを作る方法をご紹介いたします。
- バラのワイヤリング・テーピング('07 1月 バレンタインのプチブーケ の回を参照)
今回のワイヤリングは、ブーケのハンドルの部分(持ち手の部分)までワイヤーが必要なため長くワイヤリングします。1輪につき、ワイヤーは切らずにそのままで合計2本でクロス。
- バラを広げる('07 8月 メリア~*~バラをひろげる~*~ の回を参照)
- カーネーションのワイヤリング・テーピング('07 6月 Box Arrangement ~*~ボックス アレンジ~*~ の回を参照)
- リボンのワイヤリング('07 3月 ギフト アレンジ(器) の回を参照)
リボンは1輪か2輪の状態でワイヤリングして作っておきます。
【2】ラウンド型に組む
お花をアレンジ
-
まず、バラを中心部あたりに組む。1点を支点にして、お花の分量にあわせて、ラウンドの半径を決定。今回は約10~12cmです。
- 先にだいたいの型のお花の位置を決めて、その後に間を埋めていく方法でも結構ですし、先に中心部より順々に外側にアレンジしていっても、どちらでもご自身のやりやすい方法で大丈夫です。
バラのアレンジが終了したところで1度支点を、ワイヤー(#24白)でしっかり縛りねじる。
- 一番外側のところにチョコ色のカーネーションを配置して、同時に【1】で準備したリボンもアレンジに
加えてゆく。アレンジが終了した時点で、また、ワイヤー(#24白)でしっかり支点を縛りねじる。
- ※ラウンド型と言ってもお花の表面を高低差のない同じ高さばかりにするパターンと、多少の高低差をつけて動きをだすパターンがあります。
今回はお花に動き、表情をだして、多少動きのあるパターンでよりオシャレに作ります。
【3】ハンドルの部分のリボンを巻き上げる
- 上記【2】でしっかり支点を縛ったブーケのハンドルの部分を、リボンが支点近くにあしらわれることを考慮して、ワイヤーをカットする。(クラフトハサミのワイヤーをカットする部分で切れます)
- 1.でカットしたハンドルのところをフローラルテープ(白)でしっかり下部(底部)も巻く。
- ハンドルの下の部分よりリボンを巻き上げます。(いろいろな方法がありますが、その一例を紹介)
- グルーをつけて
- 巻き上げてゆき
- 支点近くのところでグルーでとめる
- ブーケの裏面をリボンで隠しながら調整アレンジする。
- まず、ループが4つの「リボン」型を作成する。('07 5月 Wedding Welcome Wreath~*~ウエディング ウェルカム リース~*~ の回を参照)
- リボンを丁寧に丁寧に、裏面のワイヤーを隠すようにグルーでつけてゆく。
- ほぼ隠したら、垂れたリボンはそのままにしておき、ループ4の「リボン」をとりつける。
- リボンをとりつけたときのワイヤーや裏面を隠すためのリボンの端のごちょごちょを上記の垂れたリボンで全て隠しきる。
- 完成!