文化講座
ティアドロップブーケ (Ⅰ)
ティアドロップブーケ の作り方 (Ⅰ)
材料
花材
ネイチャーオールウエイズ | バラ(STDベビーピンク) | 4 |
バラ(STDライトブルー) | 1 | |
バラ(SMLライトブルー) | 1 | |
大地農園 | バラ(あい ベビーブルー) | 2 |
バラ(あい プリンセスピンク) | 3 | |
バラ(いずみ ブライダルピンク) | 1 | |
バラ(ビビアン ブライダルピンク) | 4 | |
バラ(ビビアン プリンセスピンク) | 2 | |
バラ(ビビアン アンティックホワイト) | 1 | |
バラ(こまち エンジェルブルー) | 2 | |
バラ(ミルフィーユ アンティックホワイト) | 3 | |
デンファレ(ピュアホワイト) | 3 | |
ルスカス・ガーデン(グリーン) | 2本 | |
フロールエバー | アジサイ(パールホワイト) | 1ヘッド |
カラー(ベイビーピンク) | 2 | |
ほか | 造花(ミカニア・スプレー) | 1本 |
リボン(白) | 130cm |
道具
|
作り方
【1】花材をワイヤリングする
- ワイヤリングすることによって、お花のステムをつくります。
- ステムを長めにするために、貫通させたワイヤーを折り曲げる際に、片側を長めにして折り曲げてください。
1.バラをワイヤリングする
-
大きなバラはクロスメソッドでワイヤリング(#24裸ワイヤー)
-
小さなバラはピアスメソッドでワイヤリング(#24または#26裸ワイヤー)
- バラのワイヤリングについて、詳しくは、
- 今回、バラをいくつか開花作業を行いました。
2009・10月 ラウンドブーケ(Ⅰ)の回を参照
2007・8月 メリア~*~バラをひろげる~*~ の回を参照
2.アジサイをワイヤリングする
- ツイスティングメソッドでワイヤリング(#24地巻きワイヤー)
- アジサイのワイヤリングについて、詳しくは、
2009・10月 ラウンドブーケ(Ⅰ) の回を参照
3.カラーをワイヤリングする
(ツイスティングメソッドでワイヤリングします。)
- カラーの花が細くなった部分に、ワイヤリングをしますが、その前にまず補強のためのテーピングをします。
-
#24地巻きワイヤーをフック状に折り曲げ、上記テーピングした場所にあてて、
長いほうのワイヤーで茎と短いほうのワイヤーを巻き込んで巻き下げていきます。
4.デンファレをワイヤリングする
(ピアスメソッドでワイヤリングします。)
-
デンファレの茎の部分をハサミでカットして切り落とします。
-
花びらの集まった部分に、#24裸ワイヤーを挿します。
- 貫通させたワイヤーを折り曲げます。このとき、ステムを長めにするために、 貫通させたワイヤーの片側を長めにして折り曲げてください。
5.ルスカスをワイヤリングする
- 葉物をワイヤリングするときは、1本を適当な長さに切り分けて使います。
-
葉のつき具合を見ながら、2~3枚ずつの大きさにハサミでカットします。
このとき、葉より上に茎が残ってしまうと美しくないので、
葉の付け根のすぐ上の部分でハサミを入れてください。
- 長すぎる茎は短くします。
-
ツイスティングメソッドでワイヤリングします。
#24地巻きワイヤーをフック状に折り曲げ、茎にあてて、
長いほうのワイヤーで茎と短いほうのワイヤーを巻き込んで巻き下げていきます。
6.造花のミカニアをワイヤリングする
-
造花のグリーンも上記同様に、1本を適当な長さに切り分けて使いますが、
茎の内部に太いワイヤーが通されているため、ペンチを使ってカットします。
-
ツイスティングメソッドでワイヤリングします。
【2】ワイヤリングした花材をテーピングする
1.バラをテーピングする
-
ワイヤリングしたバラをテーピングします。
- バラのテーピングについて、詳しくは、
2009・10月 ラウンドブーケ(Ⅰ) の回を参照
2.アジサイをテーピングする
-
ワイヤリングしたアジサイをテーピングします。
上部のワイヤリングした部分だけテーピングすれば大丈夫です。
- アジサイのテーピングについて、詳しくは、
2009・10月 ラウンドブーケ(Ⅰ) の回を参照
3.カラーをテーピングする
-
ワイヤリングしたカラーをテーピングします。
上部のワイヤリングした部分だけテーピングすれば大丈夫です。
4.デンファレをテーピングする
-
バラと同様に一番下までテーピングします。
デンファレは柔らかく壊れやすいため、ゆっくり優しく巻いてください。
5.ルスカスと造花をテーピングする
-
ワイヤリングした葉をテーピングします。
上部のワイヤリングした部分だけテーピングすれば大丈夫です。
以上で花材の準備は完了です!
【3】花を組んでブーケを作る
<アレンジの注意事項>
- 中央線(上下に引いた線)から左右両端までの幅は同じ長さにします。
- 上部の丸い球の部分の中心部がフォーカルポイントの位置になり、皆さんが一番見る場所になります。
- ブーケの上側から下側に向けて、同じ花や同じ色などで、ゆるやかに流れるカーブを作るとアレンジしやすい。ただし、同じくらいの大きさ、色の花を並べてしまうと、わざとらしいので、花の大小などで、動きをだします。
- 流れるカーブのラインを、強弱をつけながらいくつか作ると、動きが出ます。
- 上部の丸い球の部分の花材のほとんどを下部先端の部分にも配置、アレンジします。
(A)フォーカルポイントをまず決め、手に持ち、
そこを中心として、三角形を描くようにアレンジしていくと、アレンジしやすい。
*常に、自分からフォーカルポイントを正面に見る位置で、確認しながらアレンジする。
途中1 | 途中2 | 途中3 |
この時点で、仮止めしておく。(#26ワイヤー)
次回は、ティアドロップの下の部分を作り、ハンドル部分の巻上げを行います。