愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

季節のフラワーアレンジメント

栄中日文化センター講師
グリーン ローズ主宰
フラワーデザイナー フラワーフォトグラファー 松浦 奈美子

緑のアレンジ

涼しげに、緑をメインにしたフレームアレンジを作ります。緑でも微妙に違う色合いや、違う質感、違う形態、少しの高低差をつけることで、動きのあるアレンジになります。

緑のアレンジの作り方

材料

花材

花材の画像

花材の画像

プリザーブドフラワー
大地農園 バラ ローズいずみ ターコイズグリーン 2輪
バラ ローズかのんM ライトグリーン 1輪
アーティフィシャルフラワー
ウォーターウィード グリーン 3本
ローズゼラニウム グリーン 1本
ニュアンスハイドレンジア TQ/GR 1本
フィットニアグレープミックスガーランド 1/5本
フィットニア 1/3本
アルルグレープ 1/2房
その他
リボン 60cm
フレーム 1個
オアシス 1/3ブリック

道具・資材

道具の画像

  • グルーガン
  • グルースティック
  • クラフトはさみ
  • 布切はさみ
  • ブリックカッター
  • ワイヤー(#24裸ワイヤー、#20緑ワイヤー、#22緑ワイヤー)
  • フローラルテープ
  • オアシステープ

作り方

(I)オアシスの設定

フレームの深さ、アレンジする花材の高さに応じて、オアシスの厚みを決定します。
(ワイヤリングした花材をオアシスに挿す場合、できれば、4cmくらいの厚みが良いのですが、器の形状によっては、そうできない時もあります。できる限りの範囲で、4cmくらいに工夫しましょう。)

今回は、1/3ブリックのオアシスを薄く3等分にカットして、フレームの底面とオアシスは直接グルーで接着し、オアシスどうしはUピン(#20グリーン)で留める。その後に、念のため、オアシステープで固定します。

 

(II)ワイヤリング、テーピング

プリザーブドのバラ(大~中)はクロスメソッド、小はピアスメソッドでワイヤリングした後に、テーピング。

 

バラの開花処理

アーティフィシャルフラワーは、直接挿すことができる花材はカットして、そのままアレンジ。
小分けしたり、(小分けをする際、まとめるためにフローラルテープで束ねることもOK!)
ステムを作ったり、ステムを補強した方が良い花材は、その工程を行う。
#22緑ワイヤーでツイスティング、テーピング。

 

(III)アレンジする配置(大枠)を決定する。

  • フレームの中で、模様を描くようにしたり、
  • 森の樹々をイメージしたり...
  • 対照的(シンメトリー)な配置にしたり...
  • 草原をイメージしたり...

今回、参考例は森の樹々のイメージでアレンジしました。
見る方向が、縦でも横でも良いようにアレンジしましたが、皆様は、飾られる場所を考えてどちらかに決定しておいたほうがアレンジしやすいです。

また、今回、参考例は、フレームの中側のラインは、フレームを縦にした場合、左右のフレームの枠をしっかり気味に見えるように、上下のフレームの枠は隠し気味にしました。
参考例ですので、皆様は、いろいろと個性豊かに表現していただきまして、大丈夫です!是非、面白いことにチャレンジしてくださいませ!

ただ、注意点として、いろいろなことをいっぱい表現しすぎて、ごちゃごちゃ盛りすぎになりませんように、気を付けてください。

(IV)花材をアレンジ

今回は森の樹々のイメージになるように、立体的に高低差をつけてアレンジしていきます。
途中でアレンジを調整、修正をしながら、進めていくのも大丈夫です。

 

今回は使用しておりませんが、大きな葉はホチキスでとめて、くるんとしても面白いです!

アレンジ最終に近くなりましたら、側面も注意して、オアシスが見えてしまったり、変な隙間があったりしないようにします。

(V)リボンをアレンジ

隙間ができてしまっていたり、流れを付けたい場合は、リボンをカットしながら、花材の一部のようにして、アレンジしていきます。

完成!

季節のフラワーアレンジメント
このページの一番上へ