愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

季節のフラワーアレンジメント

栄中日文化センター講師
グリーン ローズ主宰
フラワーデザイナー フラワーフォトグラファー 松浦 奈美子

クリスマスリース

クリスマス とは。。。
  街のあちらこちらでクリスマスのイルミネーションが輝く頃。いよいよクリスマスシーズンの到来です。
  クリスマスとは、キリストの降誕祭。直訳はキリストのミサです。
  ヨーロッパでは、12/5 ~ 本格的なクリスマスシーズンとなります。サンタクロースの原型といわれる聖ニコラウスの日(12/6)の前夜祭からですね。終了はおよそ1/6。花飾りもこの日までの所が多いです。

クリスマスの特徴的な装飾
  クリスマスの主なカラーと言えば、
  「緑」......常緑、永遠の命、生命感を表しています。
  「赤」......キリストの血
  「白」......純潔
  「ゴールド」...太陽や豊かさの象徴、三賢者の贈り物の意。

クリスマスの代表的なオーナメント(装飾品)は、鈴、星、キャンドル、りんご、松かさ、鳥の形、球、天使などです。
  例えば、天使は、神の使者。天界から人間界に派遣され、神と人間を仲介し、神意を人間に伝え人間を守護するもの。
  また、星はキリストの誕生を知らせ、三賢者を導いたのが星。クリスマスのシンボルです。
  素敵な意味合いがいろいろとこめられてますね。

クリスマスリースの作り方

一般的な木のリース台を使って、ヨーロッパで人気の、全体に華やかにお花が入るリースを作りましょう。

材料
リース台(ブドウヅルリースø25) 1台
リボン 合計1.3m
花材
ネイチャー
オルウェイズ
STD レッド 1輪
M 1輪
SML 1輪
ヴェルディッシモ プリンセスレッド 1輪
フレニティ プチ カシス 1輪
オーナメント
カラーボール 5~6個
ポインセチア・アジサイ
(アーティカルフラワー)
適当量
4枚
使用する資材
ハサミ、グルーガン、グルースティック、
ワイヤー、フローラルテープ

知っ得情報
ワイヤーは鉄に亜鉛メッキを施したシルバー色のものが裸ワイヤー
裸ワイヤーにフローラルテープ様の色を巻いてあるものが地巻きワイヤー
ワイヤーが入った袋には#の次に番手(偶数番号)が書かれてあります。その番号が小さいワイヤーほど太いものです。
グルーガンはスティック状の樹脂を溶かして接着する道具です。
熱で溶けた樹脂が冷めれば固着する(速乾性)ので、短時間の作業が可能です。
フローラルテープは裏表がありません。少し引っ張ることで接着剤が出て、指の熱で溶け出し、接着させるものです。


作り方
(1)リース台にフックをつける
#20ワイヤー(地巻き)でリース台にフックをつける。



(2)いよいよアレンジです!
 (お花の動きを出して、リース全体にお花をアレンジするリース)
アレンジの原則
(1)お花の向き ... いろいろな方向に向ける。
(2)お花の高低 ... 多少の高低差をつける。
(3)側面にも ... 奥行きを出すために内・外側にもお花をつける。
ただし、外側にあまりにも大きく飛び出したアレンジはNG!
(注) 今回のアレンジでは、あまり強弱をつけて、一箇所をお饅頭のようにふくらませないこと。
(ちなみに私は本物のお饅頭は大好きです!!)


(3)お花の下準備
(a)そのまま、グルーでつける
  よっぽど重たいお花でない限り、ワイヤリングする必要はありません。
(リース土台がスポンジの場合は、原則すべてワイヤリングとなります)

(b) 小さいお花をフローラルテープで束ねる。

(c) 松かさ・オーナメントはワイヤリングしたり、ピックをつける。


(4)お花をグルーでつける
(a)まず、大きなお花をいろいろな方向に向けて、グルーでつける


(b) 小さいお花・オーナメント・松かさなどをグルーでつける。
その際、大きなお花の足元を埋めることも忘れないように。

(c) なんとなく、(a)( b)が入ったら、リボンを動きをだしながら、グルーでつける。
(b)でまだ残っている花材などをリボンと同時進行でアレンジする。


(d)葉をいろいろな表情をみせながら、アレンジする。

(e)モスをあいているところに(びっちり埋めなくても大丈夫です)グルーでつける。

(f)完成!!

季節のフラワーアレンジメント
このページの一番上へ