（I）お花をワイヤリング・テーピングする

1. バラ（プリ）は裸ワイヤー＃２４でクロスメソッド・ピアスメソッドでワイヤリングする。
   
2. アーティフィシャルフラワーのあじさい・ラナンキュラス・バラは ステム(茎)をかなり短くして、ワイヤリング、テーピングする。
   
3. マム(アーティ)は小分けにしてワイヤリング、テーピングする。
   
   ＊ステム（茎）を短くすることによって、ガーランドに組んでいくときに、花の向きをいろいろと自由に設定できるので、大変扱いやすくなります。
   ただし、最初から小さいお花でかなり外に出気味にあしらうことを決めている場合は、ステムを長めにしてカットしても大丈夫です。

（II）バラを開花処理する

1. 
   バラ（プリ）は、開花処理をして、適当数を広げておきます。
   ＊広げると確かに豪華にはなりますが、お好みで広げないお花があっても大丈夫です。

（III）ガーランドにお花を組んでいきます。

1. 
   先端の３本くらいをまとめて、まずはその花向きは先端に向けます。
2. 
   そこから、フローラルテープをカットしないで、ずっとつなげてお花を追加して巻き込んでいきます。
   基本的には1本毎に（状況によっては、2本まとめてというのでも大丈夫です。）フローラルテープでまきながら、組んでいきます。
3. 
   追加する際、とにかく立体的に！ということに留意してください。もし、お花の高さがほとんど同じくらいになってしまいますと、長いもったりとした印象になってしまいます。それには詰めすぎず！です。
   ＊よくありがちなことは詰めすぎることです。ただし、ワイヤーがかなり見えてしまう状態の空き過ぎもNG！です。
4. 背面は平らで大丈夫です。（背面は最後にリボンで隠します）
5. 
   前面・側面にはお花がしっかりとあしらわれていて、ゲストの方々がご覧になられて美しい状態にしてください。
   
   
6. 立体的にする場合、小さめのお花を少し出し気味にするとアレンジしやすいです。だからと言っていつもいつも小さいお花だけを飛びださせてアレンジする必要はありません。
7. お花の配置は同じような色のお花を上から下へ流れるようにするために、縦に並んでしまったり、横に並んでしまったりするよりも左右に少し振りながら流れるように配置してください。
   ＊今回の場合は、サーモンピンクのお花ですね。（ミントグリーンのお花も多少、流れるラインを意識しております）
8. あまり幅を太らせないでください。
   
   
9. 
   ハンドル部分をフローラルテープで巻く

（IV）ファーをセットする

1. 
   ファーを上記で作ったガーランドの上部のトップに合う長さにカットします。それに合うように厚紙をカットします。
2. 厚紙をファーにグルーで接着します
3. 
   ファーの毛並の方向を考慮して、ファーに上部の片側を折り曲げて、厚紙に貼ります。
4. 
   厚紙を貼ったファーの両端を接着します。
5. 
   上記で作ったガーランドにファーをグルーで接着し、更にその上からセロテープで接着します。

ちょっとブレイク！

今回のファーのアイディアは、イチゴをヒントにしています。

私が大好きなイチゴ！あの形がとてもかわいいですね。ふと、イチゴに帽子をかぶせてみるのもかわいいかな！と思って、絵（ラフ図）を描いていて、ブーケに応用を思いつきました！いかがでしょうか？

初めは上部をリボンでふさふさしてみたのですが（イチゴのへたのように）どうも。。。かわいくなりすぎて。納得いかなくて、お花にしてみました。

アレンジの形は伝統的なものも素敵ですが、その伝統的な形にちょっと自分らしさを加えてみると、とても面白いアレンジができますよ！是非、チャレンジしてみてください。

（V）ファーの上部にお花（アジサイ）をアレンジする。

1. ワイヤリング・テーピングしたアジサイを束ねて、適当な長さ（下部分のアレンジのあたりにグルーで接着できる長さ）にカットして、上部に上向きにグルーで接着します。
   
2. 
   形を整えます。

完成！