文化講座
花 冠
花冠の作り方
材料
花材
大地農園 | バラ(ビビアン ベビーブルー) | 3輪 |
バラ(ビビアン モーニングイエロー) | 3輪 | |
バラ(ビビアン ホワイトシャンパン) | 6輪 | |
プリマベーラ | バラ(ローズベベ バニラピンク) | 7輪 |
アーティフィシャル | ロージーハイドレンジア | 1本 |
クラシカルハイドレンジア | 1/2本 | |
インプレスハイドレンジア | 1本 | |
スターフラワー(パープル) | 2本 | |
羽 | 白 |
道具
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作り方
(I)花の下準備をする
今回の花冠を制作する際は、ガーランドの手法を用いて作ります。
ただ、頭に載せるわけですので、なるべく軽くなるように、裸ワイヤー、地巻きワイヤーともになるべく短くするほうが良いのですが、あまりにも短いと作業がしづらくなります。大体、1/3~1/2本くらいの長さが丁度良いのですが、1/3本ばかりだと少々短くて、作業しづらくなりますので、1/3の長さと1/2の長さを混ぜてワイヤリングすると良いかと思います。
テーピングも、実際に表面にでるかものところまでの長さをテーピングすれば大丈夫です。
少しでも軽くして、花嫁さんがリラックスして、楽しんでいただけるお式にしたいものです。
(特にワイヤーは束になると意外に重いものです。花嫁さんの笑顔をイメージして軽く軽く!)
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バラは、今回は全て小さいサイズですので、#24裸ワイヤーでピアスメソッドでワイヤリングした後に白いフローラルテープでテーピングします。
- いくつかのバラは開花処理をしておきます。
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アーティフィシャルフラワーは、多少の長さの変化をつけて、ちょっとだけ長めのタイプ、短いタイプといろいろな長さでワイヤリング(ツイスティング)して、テーピングします。
ただ、今回は頭の上ですので、かなり短くしても大丈夫です。
特に茎のところは長いと後で、ガーランドにしにくいので、気をつけましょう。
*茎がバラバラと動いてワイヤリングしにくい場合は、一度テーピングして、まとめてからワイヤリングすると作業しやすいです。
*アーティフィシャルフラワーの場合、茎が強いので、茎にひっかけてワイヤリングしても大丈夫です。
(II)羽のワイヤリング・テーピングをする
羽は長いままでワイヤリング・テーピングするものと、もっと短く使用したい場合もあるので、カットしてからワイヤリング・テーピングするものも用意します。
カットする場合は、羽も一緒にカットしてしまうとその場所が一直線になってしまうので、羽の芯だけをカットしてから、その下部の羽の切り口のところをつまんでクシュクシュとすると切り口がわかりにくくなります。(ただし、使用する羽によってはクシュクシュとしても切り口がはっきりわかってしまうものもあります)
(III)ガーランドに組んでいく
今回は頭の上に円になるように丸めて載せます。そのことを考慮します。
直線でガーランドを組んでいき、曲げると意外に隙間ができます。
ですので、しっかりとお花いっぱいにしたい場合は、密にぎっしりとガーランドにアレンジします。
ガーランドに組むときは、すべて白いフローラルテープを切らずにそのままつなげて、(I)、(II)で準備したお花を組んでいきます。
- 先端が細くなるように、今回は、羽を先端に組んでいきます。
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羽を3~4枚ほど組んだあとに、小さめのお花を組んでいきます。
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次第に大きめなお花も組んでいきます。
*あまり太いガーランドにならないようにします。
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1/3くらいできあがりました。
- 大体、1周できました。
- 円にした後に後ろに少し垂れる部分を作ります。
始まりの時と同様にだんだん細くしていきます。 - 最後の端のところは、別にガーランドの長さを作って、それを合体させます。
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合体させます。
合体させるときは本体の円の部分の端のワイヤーと別のガーランドの端のワイヤーをフローラルテープで巻き、お互いに軽くからませ、#24地巻きの白ワイヤーでしばります。
(IV)最終調整をする
頭に載せることを考え、鏡の前で実際に頭に載せてよく見てください。
抜けているところには、グルーで花をつけていきます。
また、円の内側にどうしてもお花がない部分ができます。
できるだけ、ワイヤーなどが見えないようにお花を貼って隠します。
完成