高さのある器を使っての夏アレンジの作り方

花材

プリザーブドフラワー
アジサイ	ブルー	少々
アンデスアジサイ	パウダーブルー	少々
アーティフィシャルフラワー
アジサイ	ブルー	1本
アジサイ	ライトブルー	2本
ハイドランジア	ライトブルーグリーン	1本
アジサイ	グリーンブルー	1本
モネサンフラワー		2本
アスパラガスファーン		4枝
クッカバラ		1本
フィットニアバイン		1本
その他
器		1個
オアシス		1/4ブリック

道具

ニッパー クラフトバサミ グルーガン グルースティック オアシステープ ワイヤー緑（#20、22、24） フローラルテープ（緑） ブリックカッター

アレンジ

オアシスを設定

1. オアシスブリック1/2のさらに1/2（つまり1/4）にカットする。上部の縁部分は面取りしておく。
    

    

   

2. 器に写真のようにワイヤー#20（緑）を渦巻き状で、上方向に2本突出させ、器との接地面はオアシステープでしっかりと固定する。そのオアシステープをつけた場所にグルーをつけ、2本の突出したワイヤーの上からオアシスを通し、器の底部に接着させる。
    

    

   

3. オアシスの上に飛び出たワイヤーは適当に切り、折り曲げる。そして、Uピンで固定する。こうすることによってオアシスをより強固に器に接着できる。
    

   

   

お花の先準備

1. プリザーブドフラワーの紫陽花は、適当な大きさにカットした後、ワイヤー#24グリーンでツイスティング、テーピング。
    

   

   

2. アーティフィシャルフラワーの場合、都度、適宜、ワイヤー#22（グリーン）でツイスティング、テーピング（お花を分割する場合、あるいはステムが弱い場合など）。
    

   

   

アレンジする

• 紫陽花は大きめなかたまりの状態もあれば、小さく小分けしたものもあれば、いろいろな大きさのものを先準備しておくとアレンジしやすい。
• アレンジが同じ高さになってしまわないように、紫陽花であっても、ひまわりであっても高低差をつけるようにする。
• また、ひまわりの黄色はそれ自体色が鮮やかであるので、目立たせるために高さを出しすぎると、それだけが目立ってしまいます。紫陽花とのバランスを考え、目立たせる部分と少し低め、あるいは後ろ向きにするなど、控えめなアレンジも大切。
• 高さのある器であるため、今回は下に流れる美しいラインを表現します。
  下に流すアレンジは、下に向かうほど細く流れるような繊細なラインの方が美しく流すことができます。
  オアシスの横から挿したり、茎をUピンで留めたりしてアレンジ。
  
• アレンジの際は、側面、後ろ側も気をつけて。
正面を決めていただいて、正面が1番美しくて大丈夫なのですが、側面から見てもお花が埋まっていて、ある程度美しく見えるように。
またオアシスはほぼ見えないように自然な雰囲気で隠すこと。
• 大きなアレンジをする際は、近くばかりの手元のアレンジだけを見ているのではなく、少し遠くから離れて作品を見つめてみるのも良いかと思います。

アレンジする順番

1. 大体の骨格をイメージする
2. アジサイを少しアレンジする
    

   

   

3. ヒマワリを少しアレンジする
    

    

   

4. バランスを見ながら、アジサイ、ヒマワリをアレンジする
5. 60%ぐらい上面をアレンジした時点で、下方向の葉などのアレンジをする
    

    

   

6. あとは全体、横などを見ながら、調整アレンジをしていく
    

   

   

7. 完成！