文化講座
春のしずく型リース
春のしずく型リースの作り方
材料
花材
プリザーブドフラワー | |||
大地農園 | バラ(ビビアン) | ミモザイエロー | 3輪 |
アーティフィシャルフラワー | |||
レースシダーバイン | 1/4本 | ||
アイビー | 少々 | ||
プリマパンジー(黄白) | 1束 | ||
キャンディパンジー(黄紫) | 1束 | ||
シャンスパンジー(紫) | 1/2本 | ||
他 | |||
リボン(黄色太) | 0.6m | ||
リボン(黄色地白ドット細) | 0.75m | ||
しずく型リース台(白) | 1ケ(高さ25cm) |
道具・資材
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アレンジ
(I)フックをつける
#20白ワイヤーを中央でおり、リース台の隙間に通して、輪をつくり、作りたい大きさのフックの輪の根元をぐるぐると巻いて、フックを作る。
(II)リボンの蝶結びをつくる
第54回の「ギフトアレンジ」(Rose Collection)の回を参考に。
今回は2種類のリボン(太いリボンと細いリボン)を重ねて、蝶結びをつくる。
その際、細いリボンは少し長さに余裕を持たせて、ゆったりとしておくこと。
中央部のふくらみの裏面に#24白ワイヤーを通して、写真のように二股にしてねじっておく。
裏面のところどころで、細いリボンと太いリボンを少量のグルーで接着する。(中央部の裏面のところもグルーをつけておくとほどけずらくなります。)
(III)リース台に緑の葉をアレンジする
リース台にある程度の長さにカットしたレースシダーバインをリース台にワイヤー(#26緑)で、所々しばりつける。その際、なるべく葉はしばりつけてしまわないように、注意します。
上記で作った蝶結びのリボンをリース台にしばりつける。
そして、リボンとのバランスを見ながら、アイビーをグルーでアレンジしていく。
(IV)バラ(プリ)をワイヤリング・テーピング、開花
プリザーブドのバラは、#24裸ワイヤーでピアスメソッドでワイヤリング。(今回のバラが小さいためピアスメソッドにします)
テーピングは、今回、リース台にしばりつけるために、リース台から上に出したい長さだけテーピングして、ワイヤーは二股にしておく。
今回は、お花の表情を豊かにいろいろと表現するために、すべてのプリザーブドのバラを同じように開花させるのではなく、1輪は大きく、1輪は中サイズに、1輪はひろげなくて、そのままグルーでしっかりと接着させます。(バラの開花はテクニックで大きくも小さくも開花させることは可能です。)
(V)パンジー、バラのアレンジ
まず、大きめのシャンスパンジーの数輪をアレンジ。アーティフィシャルフラワーのパンジーはニッパでカットして、グルーで接着する。
上記で下準備しておいたプリザーブドのバラをリース台にしばりつけます。1輪はそのままグルーを付けてアレンジ。(大きく開花させたものは特に花首が長いと目立ちすぎますので、今回は低めにアレンジする。) その後、小さめのパンジーをアレンジする。
アレンジの注意点
動きを出すために
- お花の高低差をつける。
- お花の向きをいろいろな方向にする。
- 葉の表情も表を正面向きばかりにせずに、斜めなどいろいろな表情にする。
- 動きを出しても、しずく型に見えるように形を整える。
- 側面もアレンジすることを忘れないように。
お花のアレンジをしていくと、初めにアレンジした葉が下敷きになってしまうことはよくあることです。そんな時のためにアレンジするときは、ある種類の花材をすべて1度にアレンジして使いきってしまわずに、少し後々の調整のために残しておくと良いと思います。
今回も、お花のアレンジをして、アレンジ最終の調整時になりましたら、葉を適せんの長さにカットして、いろいろな場所に、動きがでるように立体的にグルーでアレンジしていくと、より動きのあるアレンジになります。
(VI)リボンの最終調整
リボンの垂れの部分の動きを決定して、ところどころグルーをつけて固定させ、リボンの流れや方向を決めていく。
長いリボンや側面のアレンジを確認して、調整