愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

衣食住のアロマ

Beauty Cook~RAW FOOD&アロマヒーリングサロン~
Beauty Lifeプランナー
古川 容子

夏でも冷え対策を

段々と気温が上がって夏らしくなってきました。
換気をしながらでもエアコンを使用しているところが増えてきていると思います。

快適ではあるものの、その体感温度は人それぞれ。特に人が集まるところではなかなか自分好みに温度設定が出来ず、辛い症状にお悩みの方もおられると思います。

そこで今回はアロマを使った「夏冷え対策」にスポットを当てていきたいと思います。
色々な方法を取り入れながら少しでも快適に過ごせるようにしましょう。

そもそもなぜ夏冷えが起こるのか?
服装も薄着になり室内はエアコン、また冷たい物の飲食がどうしても増えがちになります。
また夏のお風呂では入浴せず、シャワーのみだと身体を温める機会が少なくなり、血行不良が起こりやすくなります。

このように要因は様々です。
ちなみに日中・夜間・冷房のある室内・外の気温差で自律神経が乱れやすく身体の内側(内蔵や体幹)に影響が出やすいと言われています。
なので上手にアロマを取り入れながら少しでも快適に過ごせる方法をお伝えします。

まずは血行促進、すなわち身体を温める作用を持つ精油をご紹介します。

  • ジンジャー
  • ブラックペッパー
  • ジュニパー
  • ローズマリー
  • ペパーミント

次に夏冷えとそれに伴う諸症状の緩和ケアの作用を持つ精油をそれぞれ症状別にご紹介します。

〈ストレスを伴う場合〉

  • マジョラム
  • ラベンダー
  • ジャーマンカモミール

〈生理痛や生理不順などの女性疾患を伴う場合〉

  • クラリセージ
  • ゼラニウム

お好みの精油をブレンドして身体をケアし、
心地よい香りで心も身体もリラックスして夏冷えを乗り越えていきましょう。

【バスオイル】
身体を芯から温めたい時
・ジャーマンカモミール 2滴+ハチミツ大さじ2 

発汗、新陳代謝を活発化
・レモン2滴+ローズマリー2滴+天然塩大さじ1

湯船に浸かりながら気になる箇所をマッサージ

【足浴】
・熱めのお湯を洗面器などに入れ、お好みの精油を2~3滴入れる。読書や音楽・映像鑑賞などをしながらゆっくり足を浸す。
お湯が冷めてきたら熱いお湯を足しながら10~15分ぐらい過ごしてください。

【温湿布】
・肩やお腹や腰など身体の一部分に冷えを感じる人は温湿布がオススメ。
熱めのお湯を洗面器などに入れお好みの精油を2~3滴入れてタオルを浸してよく絞ったものを身体の冷えた部分に当てます。
タオルが冷めたら交換してください。
この温湿布は精油を変えると冷え以外にも生理痛や、肩こり、せき、のど風邪にも使えて便利です。

冷えは万病の元とも言われています。
毎日を輝かしく活き活きと過ごすためにも食事や運動など生活習慣を見直しつつ、アロマを上手に活用して快適な毎日を送りましょう。

衣食住のアロマ
このページの一番上へ